韓国の新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）新規感染者が過去１週間で一日平均１０００人を超え、防疫当局が社会的距離の確保の第３段階引き上げに頭を悩ませている。２５日午前０時基準、新規感染者は１２４１人で歴代最高値を記録した。

中央事故収拾本部の尹泰皓（ユン・テホ）防疫総括班長は２５日のブリーフィングで「首都圏の第２．５段階、全国の第２段階に該当する措置が来週月曜日（２８日）に終了になるため、今週日曜日（２７日）に中央対策本部会議を通じて、その部分の措置をどう取るのかについて協議し、別途案内する予定だ」と明らかにした。

尹班長は「今日午前０時基準で感染者数が急増した最も大きな理由はソウル東部拘置所の第２次全数検査の結果、２８８人の感染者が明らかになったことだ。その他、残りの地域的な感染事例は最近の傾向から大きく外れない状況で、９００人台の水準で維持されている」と説明した。尹班長は「昨日の特殊な状況を考慮する必要があるという判断だ」とし「１週間の一日平均（新規感染者が）１０００人を超えたのも昨日の集団感染の影響で、ソウル東部拘置所はすでに防疫網内で管理されているため地域社会に追加で伝播するわけではない」と強調した。


尹班長は「１週間の一日平均（新規感染者が）１０００人を超えたという部分は、これが持続的された場合はさまざまなことをあわせて考慮することができるが、一時的な現象である可能性のほうがやや高いのではないかと判断している」と話した。