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中国バス、なぜ24人が感染したのか…韓国のバス・地下鉄ではあり得ないこと(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ソウル地下鉄でウイルス検査のための試料を採取している。[写真 ソウル市保健環境研究院]

首都圏を中心に全国で毎日新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)感染者が1000人前後に発生している。

このため、地下鉄・バスを利用して新型肺炎に感染する可能性を心配する市民も少なくない。

だが、1月中国で発生した感染事例を除いては国内外でバスや地下鉄で新型肺炎が感染した事例は報告されたことがない。1月中国バス内感染当時には新型肺炎の拡大が知らされる前であり、市民がマスクを着用していなかった。


専門家らは利用客がマスクをよく着用し、バスと地下鉄の客車内部の掃除と消毒をきちんとすれば問題がないと明らかにしている。

ソウル市は16日、まだ地下鉄の客車内から新型肺炎ウイルスが検出された事例がないと明らかにした。

ソウル市保健環境研究院では2月以降新型肺炎に関連して地下鉄の乗り場や客車、室内空気などを含んで計2600件余りの環境試料を採取分析した。

特に、地下鉄客車の場合、運行が終わって消毒を完了した後に取っ手など表面を綿棒でぬぐい取る方式で試料を採取、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)方法で分析したが、ウイルスが検出された事例がなかったということだ。

ただし、感染者が発生した地下鉄駅舎の職員シャワールームや感染者職員が使った電話機などからウイルスが検出された事例は11件があった。

ソウル市保健環境研究院関係者は「消毒後に検査した理由もあるだろうが、地下鉄内の一般市民が利用する場所ではウイルスが検出されなかった」として「環境試料を通した感染の可能性は大きくない」と説明した。

ソウル市保健環境研究院は最近、感染者が大きく増えた点を考慮して関連部署との協議してウイルス検査を強化する案も検討すると明らかにした。

ソウル交通公社は最近135人の期間制人員を新たに採用するなど地下鉄客車などの消毒にさらに気を遣っている。

ソウル交通公社のオ・テギュン産業安全チーム長は「地下鉄の場合、毎度運行を終えて基地に入ってくれば2回消毒をお来ぬ」として「回送駅では取っ手・支柱台などを拭く消毒を行い、入庫時には客室全体に薬品を噴射して支柱台と床を布切れで拭く」と話した。

各地下鉄駅舎でも基本的に週2回消毒を施行する。特に、お手洗いは1日2回、乗客用エレベーターと乗車券発売期は1日4回消毒する。

ソウル市のイ・ヒョンギュ・バス政策チーム長は「2月から毎回運行終了時、車庫に到着した時、窓を開けて車両内に粉末をばらまき椅子と取っ手などを布切れで拭くことを原則にしている」として「消毒業者に登録されたサービス社が契約して防疫を進行中」と話した。

薬品は通常「ラックス」と呼ばれる「次亜塩素酸ナトリウム(NaOCl)」を使い、消毒前後に十分に喚起する。


中国バス、なぜ24人が感染したのか…韓国のバス・地下鉄ではあり得ないこと(2)

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