韓国で飛行機に搭乗して日本の上空まで行って着陸せず戻ってくる商品が初めて登場した。アシアナ航空はＡ３８０を利用した仁川（インチョン）－日本、宮崎行きの無着陸観光飛行商品を７日から１１日午前までホームページで先着順で販売する。１２日午後１時、仁川を出発して釜山（プサン）と日本、宮崎の上空を回って午後４時２０分に再び仁川に戻る日程だ。

座席はビジネススイート、ビジネススマーティウム、エコノミーなどに区分される。価格はそれぞれ４０万ウォン（約３万８０００円）、３５万ウォン、２５万ウォン（燃油サーチャージおよび税金を含む）だ。発売当日である７日に一部の高級座席が売り切れた。海外旅行の時のように免税店利用が可能だ。免税物品は市内、インターネット、空港出国場などで購入することができる。


新型コロナの拡大によって個人衛生規則は厳しく適用される。すべての乗客は搭乗の全過程で常にマスクを付けなければならない。搭乗前の発熱チェックの際、３７．５度以上である場合、航空機搭乗が不可能で最近１４日以内に外国を訪問した場合も搭乗が制限される。


これに先立って、韓国政府はコロナ禍の長期化で直接的な影響を受けた航空・免税業界の支援のために無着陸国際観光飛行の導入を１年間一時的に推進すると明らかにしたことがある。入国後、隔離措置・集団検査を免除し、一般旅行者と同様に免税優遇の内容も盛り込まれた。