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韓国GMの前途に「暗雲」…労組の45%だけ賛成し暫定合意案否決

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国GM協力会社からなる「協信会」が19日、韓国GM富平工場の西門で「労使は速やかに賃金団体交渉を終えるべき」と労使の協力を訴えた。 [写真=協信会]

韓国GM労使が24回もの交渉の末にまとめあげた賃金・団体協約暫定合意案が労組の投票により否決された。経営難に苦しみ米国本社が「撤退」のカードまでちらつかせる韓国GMの将来に暗雲が立ち込めた。

金属労組韓国GM支部は1日、先月30日からの2日間に実施した賃金団体交渉暫定合意案の賛否を問う投票に組合員7364人が参加して、45.1%の3322人が賛成し、53.8%の3965人が反対したと明らかにした。77人は無効処理された。

職群・勤務地別では富平(プピョン)工場で60%に達する反対票があふれ合意案否決に決定的な役割をした。富平工場は生産量減少により閉鎖の可能性が提起されており、組合員の雇用安定に対する不安感が大きくなった状態だ。労組は富平第2工場に新車生産を配分してほしいと要求したが、会社側はすでに配分された車の生産日程だけ市場の需要を考慮して最大限延長することにした。これに対し昌原(チャンウォン)工場は賛成58%、事務職は賛成57.5%と賛成の割合が高かった。


今回の暫定合意案には会社が来年初めまで組合員1人当たり成果給と激励金として400万ウォンを支給する内容が含まれた。これに先立ち韓国GM労組は7月22日から交渉を始めたが、会社側との見解の相違から会わせて15日間の部分ストを行った。



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