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WTO「韓国、国際貿易の義務を守るべき」…反ダンピング関税紛争で日本が「事実上勝利」=外信

ⓒ 中央日報日本語版

ステンレスサイドバー[写真 産業通商資源部貿易委員会]

ブルームバーグ通信は日本製ステンレスサイドバー(SSB)に韓国政府がかけた反ダンピング関税関連の紛争で世界貿易機関(WTO)が韓国側に一部敗訴判定を言い渡したことに対して「事実上日本の勝利」だと30日(現地時間)報じた。

ブルームバーグはWTO紛争調停委員会が日本製SSBに15.39%の反ダンピング関税をかけた韓国がWTOの反ダンピング協定を違反したという日本側の主張に軍配を上げたと伝えた。ブルームバーグによると、WTO紛争調停委員会は韓国が反ダンピング関税を正当化する十分な根拠を提示できなかったとして国際貿易義務を守ることを求めた。

韓国政府は日本製とインド製、スペイン製など輸入製SSBに対して2004年以来約16年間反ダンピング関税を課している。日本は高品質・高仕様である日本製と韓国製SSB間の根本的な製品の差があり、競争関係がないとして2018年WTOに提訴した。


WTO紛争調停委員会はドナルド・トランプ米行政府が上訴委員任命をボイコットすることで昨年12月から機能が中断された。このため、今回の判定は定足数未達で最終判決につながらなかった。WTO紛争解決手続きにともなう確定判定が下されるまで日本製SSB製品に対する既存の反ダンピング措置は維持される。



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