小説家・趙廷来(チョ・ジョンレ)氏(左)、『反日種族主義』の著者・李栄薫(イ・ヨンフン)氏
ドイツにも似たようなことがあった。1986年、歴史学者エルンスト・ノルテが新聞で挑発的な内容の文を発表した。「ナチとヒトラーが『アジア的』行為を犯したのは、自分自身をある種の『アジア的』行為の潜在的あるいは現実的犠牲者と考えたためではないだろうか。『収容所群島』がアウシュビッツの元祖だったのではないだろうか。ボルシェビキの階級虐殺がナチの人種虐殺の論理的・写実的先行者だったのではないだろうか」。
【コラム】「解放戦後史」に戻った国「韓国」…李栄薫の「反日種族主義」vs趙廷来の「土着倭寇」(2)
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