黄一淳(ファン・イルスン)UNIST原子力工学部客員教授がキャンパス内の実験室で研究中の原子炉の原理について説明している。 ソン・ボングン記者
原子力潜水艦とは原子炉を動力源として使用する潜水艦だ。ディーゼルエンジンを使用するほかの潜水艦のように化石燃料を燃やすための酸素が必要ないうえ、核燃料を一度装填すれば短くて10年、長くて20年以上も燃料交換なく無制限に潜航できる。このため敵陣の深い海の下から攻撃することが可能だ。大陸間弾道ミサイル(ICBM)が数千キロ以上も離れた敵陣に向けて核弾頭を搭載して発射できる武器であるのに対し、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)は敵陣の目の前の海中からミサイルを発射できる。このため米国やロシアなどの軍事強国はその間、原子力潜水艦確保競争をしてきた。
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