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世界観光機構「コロナで今年上半期の観光業、4600億ドルの損失」

ⓒ 中央日報日本語版
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)危機で全世界の観光産業が今年上半期だけで4600億ドル(約48兆4200億円)の損失が被ったことが集計で分かった。

国連世界観光機関(UNWTO)は「今年1~6月は国際旅行客数が昨年比4億4000万人(65%)減少した」と明らかにしたとAFP通信が15日(現地時間)、報じた。

国際旅行客数が減少したのは2009年以降初めて。当時、年間国際旅行客数は4%減少した。最も大きな打撃を受けたのは新型コロナが初期に襲ったアジア太平洋一帯で、国際旅行客は昨年比72%減った。続いて欧州(66%)、アフリカ・中東(57%)、アメリカ大陸(55%)となっている。


UNWTOは「新型コロナの大流行により、各国が国境を封鎖して旅行を規制し、前例のない国際旅行客減少が起きた」としながら「今年一年間、国際旅行客規模は昨年に比べて70%減るだろう」と展望した。

あわせて「昨年の国際旅行客数は前年比4%増となる15億人と集計された」としながら「各国が観光業界を再生させるために努力しているが、昨年水準まで回復するためには2~4年がかかる見通し」と明らかにした。



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