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東京・銀座通りから聞こえてくる韓国語…日本「韓国観光客が戻り始めた」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

「歩行者天国」制度が実施された過去の銀座通りの様子。 ソ・スンウク特派員

韓国のソルナル(旧暦1月1日)であり土曜日だった今月25日、東京の代表的な繁華街である銀座の中央通りには車両の進入が全面的に遮断される「歩行者天国」制度が実施された。

週末と休日の午後は、この歩行者天国によって、外国人観光客や日本の買い物客が車両に邪魔されずに銀座の街をのびのびと楽しむことができる。

韓日関係の悪化とこれによる日本製品不買運動「ボイコットジャパン」の影響で、しばらく銀座通りでは韓国語を耳にすることが難しかった。だが、今回のソル(旧正月)連休に入り、やや雰囲気が変わった。


25日午後2時30分ごろ、デパート「松屋銀座」の周辺50~100メートル程度の短い距離を歩く間、家族あるいは友人単位の韓国人観光客一行が交わす会話が5回も聞こえてきた。「そろそろおいしいスイーツでも食べに行こうか」「それぞれ自分の時間を過ごして後で落ち合おう。連絡して」「そっちじゃなくてこっちに行かなきゃ~」。

日本政府の統計によると、昨年12月までの時点で、日本を訪問する韓国人観光客の数に大きな変化はなかった。2018年同月と比較した韓国人観光客の減少幅は12月も63.6%で、10月65.5%、11月65.1%とほぼ同じだった。

だが、1月に入り、特にソル連休を契機に雰囲気が少し変わったと日本側は分析している。

24日、日本民間放送「テレビ東京」のニュース番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)は「韓国 旧正月 旅行先 日本1位 なぜ?」というニュースを放送した。

同放送は旅行予約サイト「Agoda(アゴダ)」の調査結果を引用し、韓国人に人気の旧正月連休の旅行先は国別で日本が1位だとし、都市別でも福岡(2位)と東京(7位)、大阪(9位)が10位圏にランクインしていることを伝えた。

韓国の空港から日本に向かう観光客は、同放送のインタビューに「以前は韓日関係がとても悪かったが、最近では少しずつ回復しているのを感じる。今後、もっと良くなってほしい」などと答えた。

放送は韓国メディアの報道を引用しながら「一時、日本路線の乗客搭乗率は50%まで減少したが、最近、ある格安空港会社(LCC)の予約率は80%まで回復してきた」などとして期待を示した。

同放送によると、韓日間の運行便を大幅に減便していたイースター航空の場合、先月から仁川(インチョン)~札幌・沖縄・宮崎路線を再開したという。また「大韓航空やエアプサンなども一部の路線を復活させている」と伝えた。

放送は「武漢肺炎の直撃を受けた中国、デモが長引いている香港に代わる韓国人の短期滞在旅行先は日本しかなさそうだ」「人の顔色を伺わなければならない団体旅行は依然として難しいものの、個人自由旅行の場合、日本の観光が復活する可能性が高い」という韓国観光専門家の発言も紹介した。



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