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【時視各角】「韓米平和同盟」という言葉遊び

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国の現政権の人たちは妙な表現で事案の本質を曇らせるのに優れているようだ。「韓米関係を冷戦同盟から平和同盟に変えなければいけない」という李仁栄(イ・インヨン)統一部長官の最近の発言がまさにそうだ。それなりの言葉に聞こえるこの主張には誤った2つの視点が反映されている。一つは、従来の韓米同盟は理念対決を帯びた冷戦時代の遺物として清算されるべきものであり、もう一つは、したがって今後の両国関係は軍事関係を除いた平和の追求に焦点を合わせなければいけないというものだ。しかしこうした主張は同盟の本質に無知であるか、意図的な歪曲にならざるを得ない。

同盟とはもともと戦争のような武力衝突を前提に結ばれた関係だ。敵国との戦いに備え、戦争勃発時に友好国または敵の敵と軍事的に互いに助け合うことを約束するのが同盟だ。本質がそうであるのに平和同盟とはいったいどういうことなのか。「愛情爆弾」「友情タンク」が滑稽に聞こえるように平和同盟も失笑を買う言葉遊びにすぎない。

同盟は昔から愛用されてきた安全保障戦略だ。同盟を結べば、敵が軍事力を維持していても、戦争になれば数倍の火力を動員できる。国家経営レベルでこれほど有効なものはない。有史以降、ほとんどすべての国が同盟を求めて絶えず合従連衡をしてきたのもそのためだ。もちろん同盟にも代価が伴う。望まない同盟国の紛争に引き込まれることもある。同盟国の干渉も悩みだ。特に超強大国と弱小国の非対称的な同盟ではさらに深刻になるだろう。韓国は歴史の節目で米国の干渉を受けてきた。核兵器を開発できなかったのも、ミサイル射程距離を拡張できなかったのもすべて米国のためだった。しかし米国の介入は必ずしも否定的なものばかりではない。1973年に大韓海峡で水葬されるところだった金大中(キム・デジュン)元大統領を生かしたのも米中央情報局(CIA)だった。


とにかくこのように干渉を受ける代わりに安全が保証される、いわゆる「安全保障-自律性交換同盟」であっても、全体的なプラスとマイナスを問いただしてその価値を評価するのが正しい。米国が統一問題を含めて韓国の状況に干渉してきたという進歩勢力の指摘は正しい言葉だ。しかしそのために強固であるべき韓米軍事同盟を、特に中身のない平和だけの北欧国家との関係のようにするという発想は極めて危険だ。我々の安全保障の柱を失う自殺行為と変わらない。友好関係、特に67年間も続いてきた韓米同盟は貴重な資産だ。国家間の信頼という無形の資産を築いてきたからだ。共産圏の脅威を防ぐための北大西洋条約機構(NATOがソ連崩壊後にも維持されたのは、それまでに蓄積された同盟間の信頼のためだった。軍事的相互支援のほかにも強固な同盟にできるものは非常に多い。

一部では、50倍以上の南北経済格差のため南側の軍事力がはるかに強いはずだが何の同盟なのかという声もある。しかしこれは北朝鮮の核がない場合の話だ。韓半島先進化財団の昨年の研究によると、米国の核の傘がない状況で北朝鮮が核兵器を活用した短期速決戦を展開すれば、韓国と北朝鮮の軍事力は1対1.9と評価された。北朝鮮の軍事力が倍近く強いということだ。

にもかかわらず李仁栄長官が平和同盟を云々する理由は何か。それは北朝鮮の核を脅威と考えていないからだろう。そうでなければ、同盟をさらに強化しても確実でない状況でこれを揺さぶる発言を繰り返すはずがない。

最近、崔鍾建(チェ・ジョンゴン)外交部次官が述べた韓米の外交局長級実務協議体「同盟対話」新設方針も、両国関係に深い傷を残す事案だ。2年前に米国の主導で設置された「ワーキンググループ」もうまくいかない中で似た組織を設置すれば、ワシントン側は好まないだろう。

国内の政治がそうであるように国際関係も生き物だ。韓米同盟も相対的な国力の差がもたらす状況に合わせて調整するのが正しい。北核の脅威の中で韓米同盟をむやみに扱う動きは決して座視してはいけない。

ナム・ジョンホ/論説委員



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