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世界テレビ市場1~2位のサムスン・LG、米社が「特許侵害」で提訴

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

サムスン電子の2020年型QLED 8Kテレビ[写真 サムスン電子]

世界テレビ市場シェア1~2位の企業サムスン電子とLGエレクトロニクスが米国で並んで「特許侵害」訴訟に巻き込まれた。

米カリフォルニアに本社を置くビデオコーデック専門会社DivXは9日(現地時間)、テキサス東部地裁にサムスン電子の韓国本社と米国法人、ベトナム・ホーチミンの生産法人などを相手取って特許侵害訴訟を提起した。同件でLGエレクトロニクス本社と米国法人を対象にはデラウェア地裁に訴状を出した。

DivXはこの企業の代表的なプレミアムスマートテレビシリーズの一部の製品で自社の特許技術が無断で盗用されたと主張している。この特許はテレビで動画ストリーミングの技術およびシステム制御などに関連していることが分かった。


この他にDivXは中国最大のテレビメーカーであるTCLと台湾の半導体設計会社(fabless)であるメディアテック(MediaTek)を相手取っても特許訴訟を起こしたと伝えられた。

2000年設立されたDivXは高画質動画コーデック技術の開発で有名な企業だ。現在、パソコン以外にもコンソールゲーム機、スマートフォンなど全世界15億台以上の電子機器にDivXのコーデック技術が搭載されていることが分かった。サムスンとLGもかつてからテレビ、スマートフォンなど主な製品でDivXと協力してきた。

一方、サムスンとLGは今回の訴訟を受け「訴状を確認してから具体的に対応するだろう」という立場を明らかにしたと伝えられた。



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