「フィギュア女王」キム・ヨナ（３０）が２０２４江原（カンウォン）冬季青少年オリンピック（五輪）大会（ユースオリンピック）組織委員会執行委員に選ばれた。

大会組織委は３日、ソウル韓国プレスセンタープレスクラブで創立総会を開いた。キム・ヨナ、コ・ギヒョン元ショートトラック国家代表、平昌（ピョンチャン）大関嶺（テグァルリョン）音楽祭芸術監督のソン・ヨルウム氏など１４人が執行委員に選ばれた。

キム・ヨナが２０１８年平昌五輪の聖火の最終点火者に出たのが国際スポーツ界最後の対外活動だった。青少年五輪を通じて行政家に出る。


大会組織委員長にはシン・チャンジェ代表理事会長が選任された。副委員長に文化体育観光部のチェ・ユンヒ第２次官、チェ・ムンスン江原道（カンウォンド）知事、大韓体育会のイ・ギフン会長、ユ・スンミン国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）委員が選任された。

青少年五輪はＩＯＣがスポーツと文化・教育プログラムを通した全世界青少年の連帯と交流促進のために創設された大会だ。２０１０年第１回シンガポール大会を皮切りに冬季・夏季大会が４年ごとに開かれている。

江原道は１月１０日、スイス・ローザンヌで開かれた第１３５回ＩＯＣ総会で第４回冬季青少年五輪の開催地に選ばれた。江原道は２０１８平昌五輪の施設を活用する予定だ。大会は２０２４年１月１９日から２月２日まで江原道平昌、江陵（カンヌン）、旌善（チョンソン）一帯で開かれ、約７０カ国から計２６００人余りが参加するものとみられる。合わせて７種目と１５細部競技が開かれる。