釜山南区の戡蛮埠頭と神仙台埠頭にコンテナが積まれている。ソン・ボングン記者
韓国銀行は今年4-6月期の実質国内総生産(GDP)成長率(暫定値)が前四半期に比べ-3.2%となったと1日、明らかにした。
ただし、7月に発表された速報値(-3.3%)に比べると0.1%ポイント上方修正された。
-1.3%となった1-3月期に続いて2四半期連続でマイナス成長だ。
金融危機当時である2008年10-12月期(-3.3%)以来11年6カ月のうち最も低い四半期成長率でもある。
昨年同期に比べては-2.7%下落した数値だ。
通貨危機を体験した1998年10-12月期(-3.8%)以来21年6カ月ぶりに最低記録だ。
韓国経済の主軸である輸出が新型肺炎で直撃弾を受けたのが成長率停滞の原因になった。
自動車や携帯電話などを中心に輸出は16.1%急減した。
1963年10-12月期(-24%)以降56年6カ月のうち最悪の輸出成績表だ。
設備投資と建設投資もそれぞれ0.5%、1.5%下落した。
ただし、民間消費は1.5%へと小幅に上昇した。政府消費も1.1%増えた。製造業(-8.9%)と農林漁業(-9.5%)が1-3月期より10%程度下落し、サービス業も0.9%縮小された。
実質国内総所得(GDI)も後退したが、減少幅(-2.2%)は実質GDP成長率(-3.1%)より小さかった。
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