神奈川県相模原市の相模ダム付近に設置された朝鮮人犠牲者追悼碑の看板が、何者かに傷つけられていたことが分かったと、共同通信が24日報じた。
報道によると、日帝強占期に相模ダム建設に動員された朝鮮人を追悼する碑石の隣に設置された看板が傷つけられているのを、今月9日に課外学習中だった神奈川朝鮮中高級学校の生徒らが発見した。
看板には相模ダムを建設するために日本人だけでなく中国人捕虜や朝鮮人が動員されたことが説明されている。このうち「当時植民地であった朝鮮半島から国の方策によって連れてこられた方々」という部分に引っかいたような跡があった。
生徒らは24日、神奈川県庁を訪問し、黒岩祐治知事に看板の修復を求める要請書を提出した。生徒らは看板の毀損が日帝強占期に徴用労役をした朝鮮人犠牲者の存在を否定するものだとみて懸念を表明した。
神奈川県は「碑石は歴史的事実を正しく県民に伝える目的で建てられたものであり、毀損されたのは遺憾」と立場を明らかにし、毀損部分を修復することを検討している。
報道によると、日帝強占期に相模ダム建設に動員された朝鮮人を追悼する碑石の隣に設置された看板が傷つけられているのを、今月9日に課外学習中だった神奈川朝鮮中高級学校の生徒らが発見した。
看板には相模ダムを建設するために日本人だけでなく中国人捕虜や朝鮮人が動員されたことが説明されている。このうち「当時植民地であった朝鮮半島から国の方策によって連れてこられた方々」という部分に引っかいたような跡があった。
生徒らは24日、神奈川県庁を訪問し、黒岩祐治知事に看板の修復を求める要請書を提出した。生徒らは看板の毀損が日帝強占期に徴用労役をした朝鮮人犠牲者の存在を否定するものだとみて懸念を表明した。
神奈川県は「碑石は歴史的事実を正しく県民に伝える目的で建てられたものであり、毀損されたのは遺憾」と立場を明らかにし、毀損部分を修復することを検討している。
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