英国免疫学界の権威者に選ばれるマーク・ウォルポート氏は22日(現地時間)、BBCラジオ4の番組に出演して「新型肺炎は天然痘のようにワクチンで終息できる疾病でない。そのため、いかなる形であれ永遠に人類とともにするだろう」と警告した。彼は英国政府に新型肺炎の対応を助言する非常事態科学諮問グループで活動している。
前日、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が「過去スペインインフルエンザを克服することに2年がかかった。2年内に新型肺炎が終息するように願う」と言及したことを懸念した反論とみられる。ウォルポート氏はその理由として現在の世界人口がスペインインフルエンザ当時である1918年よりはるかに多いという点を挙げ、「人口密度が高まったうえに旅行など移動頻度が頻繁になったため、ウイルスが簡単に広がる状態」と説明した。
前日、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が「過去スペインインフルエンザを克服することに2年がかかった。2年内に新型肺炎が終息するように願う」と言及したことを懸念した反論とみられる。ウォルポート氏はその理由として現在の世界人口がスペインインフルエンザ当時である1918年よりはるかに多いという点を挙げ、「人口密度が高まったうえに旅行など移動頻度が頻繁になったため、ウイルスが簡単に広がる状態」と説明した。
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