北朝鮮が経済成長目標を達成できなかったという自己批判を継続した。来年１月の党大会で新たな路線を打ち出すという考えも繰り返し明らかにした。

労働新聞は２２日、「朝鮮労働党第８回大会を高度の政治的熱意と立派な勤労の成果で迎えよう」と題する社説で、「過酷な内外の情勢が持続し、予想できなかった挑戦が重なるのに合わせて経済活動を改善することができなかったので、計画された国家経済の成長目標が甚だしく未達成となり、人民の生活が著しく向上しない欠陥が発露した」と伝えた。


同紙は「今日の対内外的環境と条件は４年前と大きく変わった。変化した環境と新しい段階に入ったわれわれの革命は時代と革命発展を領導する科学的な路線と戦略・戦術的対策を確定することを要求している」と説明した。


続けて「われわれの革命発展と造成された情勢の要求に基づいて新たな闘争路線と戦略・戦術的方針を提示する目的の下に労働党第８回大会を招集することを決めた。第８回大会はすでに収めた成果を土台に社会主義強国建設で新たな前進を成し遂げていく上で画期的な里程標だ」と強調した。

北朝鮮は党大会で労働党の役割を強化するために大々的組織改編と人事を断行すると予想される。同紙は「大会を通じ新たな闘争路線と戦略・戦術的方針の執行を担保できる党の指導機関が整備補強され、各級党組織の戦闘的機能と役割が一層高まる時、われわれの革命は党が広げた設計図に基づいてさらに活力ある前進をすることになるだろう」と明らかにした。

北朝鮮は１９日の労働党全員会議決定書でもこうした内容に言及して経済失敗を自認した。経済難打開に向け来年１月の労働党大会を通じて新たな路線を発表するという計画にも言及した。

北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長は党全員会議で「われわれの革命の重大な時期に党７回大会決定貫徹に向けた事業に現れた偏向と欠陥を全面的、立体的、解剖学的に分析・総和し、党と政府の前に乗り出した新たな闘争段階の戦略的課題を討議決定するために労働党第８回大会を招集すること」を提案した。金委員長はまた「８回党大会では新たな国家経済発展５カ年計画を提示する」と明らかにした。

北朝鮮は党全員会議決定書で「過酷な内外の情勢が持続し、予想できなかった挑戦が重なるのに合わせて経済活動を改善することができなかったので、計画された国家経済の成長目標が甚だしく未達成となり、人民の生活が著しく向上しない結果も招かれた」と指摘した。