新型コロナ感染再拡大の震源地と見なされているソウルのサラン(愛)第一教会に対し、警察が21日、家宅捜索に踏み切った。新型コロナの拡大を遮断するためには教会信徒の名簿の確保が必要という理由でだ。
ソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊はこの日午後、ソウル城北区(ソンブクク)のサラン第一教会に対して感染病予防法上の疫学調査拒否・妨害の疑いで家宅捜索に入ったと明らかにした。この日午後に裁判所から 捜索差押許可状の発付を受けた警察は、午後7時ごろ現場に到着したが、立会人の到着遅延で8時40分ごろから執行した。警察関係者は「迅速に証拠を確保するなど捜査を徹底的に進める」と述べた。
これに先立ち防疫当局、ソウル市、警察などは前日午後5時ごろ、サラン第一教会で疫学調査を実施しようとした。正確な教会信徒の名簿と光復節(8月15日、解放記念日)集会参加者の名簿を確保するためだった。教会側の抵抗は翌日未明まで続き、防疫当局は名簿を確保できなかった。疫学調査が進まないためソウル市はサラン第一教会の関係者をソウル地方警察庁に告発した。警察が家宅捜索に入った背景だ。サラン第一教会側はこの日午前の記者会見で「すでに15回も名簿を提出した。過去の信徒の名簿まで提出した」と主張したが、防疫当局は「外部の人が含まれていて、抜けている信徒も多く不正確」とみている。
韓国国内の一日の新規感染者数は21日0時基準で324人(14日以降累計1900人)と、3月初め以降初めて300人を超えた。特にサラン第一教会関連の感染者数は計732人にのぼる。サラン第一教会のチョン・グァンフン担任牧師も感染が確認され、ソウル医療院に入院している。
チョン牧師は「外部ウイルステロ」陰謀説を繰り返し主張している。チョン牧師はこの日、ユーチューブチャンネル「ノアラTV」を通じて声明を出し、「外部の不純分子が我々の教会にウイルステロを加えたと感じている」と主張した。チョン牧師はこの日午前、教会側が主管した記者会見では、カン・ヨンジェ弁護士が代読した立場表明で「政府が新型コロナを口実に国民を逮捕して病院に収容している。戒厳令よりも恐ろしい防疫公安統治だ」と主張した。
政府は強硬対応するという立場だ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領はこの日、「公権力が生きていることを見せるべき」と指示した。秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官、陳永(チン・ヨン)行政安全部長官、韓相赫(ハン・サンヒョク)放送通信委員長もこの日午後、合同で国民向け談話を出し、「組織的な検査の拒否や扇動など防疫活動を阻害する一切の行為に非寛容原則を適用する」と強調した。秋美愛長官は「悪意の防疫活動阻害行為に対しては拘束捜査を原則とし、法定最高刑を求刑する方針」と述べた。
ソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊はこの日午後、ソウル城北区(ソンブクク)のサラン第一教会に対して感染病予防法上の疫学調査拒否・妨害の疑いで家宅捜索に入ったと明らかにした。この日午後に裁判所から 捜索差押許可状の発付を受けた警察は、午後7時ごろ現場に到着したが、立会人の到着遅延で8時40分ごろから執行した。警察関係者は「迅速に証拠を確保するなど捜査を徹底的に進める」と述べた。
これに先立ち防疫当局、ソウル市、警察などは前日午後5時ごろ、サラン第一教会で疫学調査を実施しようとした。正確な教会信徒の名簿と光復節(8月15日、解放記念日)集会参加者の名簿を確保するためだった。教会側の抵抗は翌日未明まで続き、防疫当局は名簿を確保できなかった。疫学調査が進まないためソウル市はサラン第一教会の関係者をソウル地方警察庁に告発した。警察が家宅捜索に入った背景だ。サラン第一教会側はこの日午前の記者会見で「すでに15回も名簿を提出した。過去の信徒の名簿まで提出した」と主張したが、防疫当局は「外部の人が含まれていて、抜けている信徒も多く不正確」とみている。
韓国国内の一日の新規感染者数は21日0時基準で324人(14日以降累計1900人)と、3月初め以降初めて300人を超えた。特にサラン第一教会関連の感染者数は計732人にのぼる。サラン第一教会のチョン・グァンフン担任牧師も感染が確認され、ソウル医療院に入院している。
チョン牧師は「外部ウイルステロ」陰謀説を繰り返し主張している。チョン牧師はこの日、ユーチューブチャンネル「ノアラTV」を通じて声明を出し、「外部の不純分子が我々の教会にウイルステロを加えたと感じている」と主張した。チョン牧師はこの日午前、教会側が主管した記者会見では、カン・ヨンジェ弁護士が代読した立場表明で「政府が新型コロナを口実に国民を逮捕して病院に収容している。戒厳令よりも恐ろしい防疫公安統治だ」と主張した。
政府は強硬対応するという立場だ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領はこの日、「公権力が生きていることを見せるべき」と指示した。秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官、陳永(チン・ヨン)行政安全部長官、韓相赫(ハン・サンヒョク)放送通信委員長もこの日午後、合同で国民向け談話を出し、「組織的な検査の拒否や扇動など防疫活動を阻害する一切の行為に非寛容原則を適用する」と強調した。秋美愛長官は「悪意の防疫活動阻害行為に対しては拘束捜査を原則とし、法定最高刑を求刑する方針」と述べた。
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