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韓国、教会発の新型コロナ集団感染…感染確認後の脱走など相次ぐ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ソウル・城北区(ソンブクク)のサラン第一教会で礼拝に参加した後に新型コロナウイルスの陽性判定を受けた教会信者2人が相次いで脱走する事件が起きた。

京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)が18日に明らかにしたところによると、サラン第一教会で礼拝に参加した後、新型コロナウイルス陽性判定を受け坡州病院で隔離治療中だった京畿道平沢市(ピョンテクシ)の50代の男性(平沢市177番患者)がこの日病院から脱走した。男性は9日午前9時30分から午後2時までサラン第一教会を訪問し、礼拝を行った後に感染したことが確認された。

男性の脱走は病院スタッフがこの日午前8時ごろに男性が隔離治療中だった病室に配膳のために入って確認された。坡州病院はその後男性がこの日午前0時18分ごろに病院正門を出ていく姿が防犯カメラに撮影されていたことを確認し、警察に通報した。警察は男性の位置を追跡する一方、平沢市にこうした事実を知らせた。


これに先立ち17日には新型コロナウイルス陽性判定後に病院への搬送を拒否し夫の腕にかみついて脱走した慶尚北道浦項市(キョンサンブクド・ポハンシ)在住のサラン第一教会信者の40代女性が4時間余りで検挙された。警察と防疫当局は動線を追跡し、防犯カメラを確認して同日午後4時25分ごろに浦項市内の徳寿(トクス)公園忠魂塔近くで身柄を確保した。防疫当局はまず治療のため女性を安東(アンドン)医療院に搬送した。

女性は当初別に陽性判定を受けた信者の接触者に分類され、自宅隔離の対象だったが、16日に明け方にせきや高熱の症状を見せ検査を受け、17日午後0時30分ごろに陽性判定を受けた。女性は15日の光復節集会出席のため夫や知人らと乗用車でソウルに行っていたことが確認された。

浦項市は女性がサラン第一教会の信者で3月から長期にわたり教会に居住していたが、13日に浦項に来たと明らかにした。防疫当局は女性の家族に対しても検体を採取し新型コロナウイルス検査を進めている。



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