ソウル市が10人以上の人員が集まるすべての集会を全面禁止した。釜山市(プサンシ)も海雲台(ヘウンデ)海水浴場などを早期閉場するなど全国が新型コロナウイルス感染拡大を阻止するために対応レベルを高めている。
ソウル市は21日0時から30日夜12時までソウル全域で開催される10人以上のすべての集会を全面禁止すると20日、明らかにした。禁止の対象は集会及び示威に関する法律(集示法)に基づき警察に申告しなければならない集会やデモ。
ソウル市の関係者は「集示法上、申告対象に該当すれば室内外を問わず禁止対象となる。申告がある室内集会はほとんんどないため、ほとんど室外集会に適用されるだろう」とし「集会やデモでなく一般的な集まりの場合は現在のように『室内50人以上、室外100人以上の場合は禁止』という原則が維持される」と説明した。学問・芸術・体育・宗教・儀式・親睦・冠婚葬祭・祝日行事も集示法に基づき申告規定を適用しないため、禁止対象に含まれない。
15日の光化門(クァンファムン)集会を通じて新型コロナが急速に拡大したことで、事実上、集会を封鎖したものと解釈される。10人以上の集会禁止は、距離確保「3段階」で施行される超強硬措置。
ソウル市では現在、距離確保「2段階」が適用されている。ソウル市は「新型コロナ拡大リスクを遮断するため先制的に措置を取った」とし「違反者は告発する」と強調した。釜山市も海雲台・広安里(クァンアルリ)海水浴場を当初の予定より10日早い21日0時に早期閉場した。広安里海水浴場付近の民楽(ミンラク)水辺公園も閉鎖された。釜山市は31日に終了予定だった海水浴場内のマスク着用義務化および夜間飲食禁止措置も9月30日まで延長施行することにした。仁川市(インチョンシ)は20日、京畿道(キョンギド)、全羅(チョルラ)南・北道に続き、室内外でのマスク着用義務化行政命令を出した。仁川市ノンヒョン洞の教会の信徒が16日、マスクを着用せずに小規模な集会を開き、5人の感染が確認された。
京畿道の李在明(イ・ジェミョン)知事はこの日、「今まで経験したことがない津波級大衝撃の新たな局面が始まるだろう」とし「最悪の応急状況に備えなければならないため、医療スタッフと民間病院、企業・団体・公共機関などの協力が必要だ」と述べた。これに関連し、京畿道は民間病院の医師や看護師などを対象に医療支援団の募集を始めた。李知事は「サラン(愛)第一教会の信徒名簿などをまだ入手できていない。ソウル所在の教会だが(政府やソウル市などの調査に)進展がなく、道内の被害が拡大すれば、京畿道が行って疫学調査をすることも検討している」とも話した。
新型コロナの感染拡大は収まっていない。疾病管理本部の中央防疫対策本部によると、20日0時基準で一日の新型コロナ新規感染者は288人だった。3日連続で200人台となった。国内で発生した新規感染者276人のうちソウル(135人)・京義(81人)・仁川(10人)の首都圏だけで226人にのぼる。一日の新規感染者は14日103人、15日166人、16日279人、17日197人、18日246人、19日297人(0時基準)と急増している。サラン(愛)第一教会関連の感染者も20日正午基準で676人に増えた。
一部の改新教系では首都圏の教会対面礼拝禁止措置に不服の動きも出ている。保守性向の韓国教会連合は19日、代表会長のクォン牧師の名義で所属会員に「所属教団・団体は(対面)礼拝禁止命令を受け入れることができない。生命のような礼拝をやめてはならず、すべての責任は韓国教会連合が共に負う」という内容の文字メッセージを送った。
一方、中央防疫対策本部の権ジュン郁(クォン・ジュンウク)副本部長がこの日、死亡した70代の患者について「感染確認後、入院を待つ間に死亡した」と述べたことで、「病床不足による死亡では」という見方も出てきた。これに対し中央防疫対策本部は「この日午前11時30分に陽性と判明し、病院搬送のために手続きを踏んでいる間に死亡した。病床配分問題による入院待機中の死亡ではなかった」と釈明した。
ソウル市は21日0時から30日夜12時までソウル全域で開催される10人以上のすべての集会を全面禁止すると20日、明らかにした。禁止の対象は集会及び示威に関する法律(集示法)に基づき警察に申告しなければならない集会やデモ。
ソウル市の関係者は「集示法上、申告対象に該当すれば室内外を問わず禁止対象となる。申告がある室内集会はほとんんどないため、ほとんど室外集会に適用されるだろう」とし「集会やデモでなく一般的な集まりの場合は現在のように『室内50人以上、室外100人以上の場合は禁止』という原則が維持される」と説明した。学問・芸術・体育・宗教・儀式・親睦・冠婚葬祭・祝日行事も集示法に基づき申告規定を適用しないため、禁止対象に含まれない。
15日の光化門(クァンファムン)集会を通じて新型コロナが急速に拡大したことで、事実上、集会を封鎖したものと解釈される。10人以上の集会禁止は、距離確保「3段階」で施行される超強硬措置。
ソウル市では現在、距離確保「2段階」が適用されている。ソウル市は「新型コロナ拡大リスクを遮断するため先制的に措置を取った」とし「違反者は告発する」と強調した。釜山市も海雲台・広安里(クァンアルリ)海水浴場を当初の予定より10日早い21日0時に早期閉場した。広安里海水浴場付近の民楽(ミンラク)水辺公園も閉鎖された。釜山市は31日に終了予定だった海水浴場内のマスク着用義務化および夜間飲食禁止措置も9月30日まで延長施行することにした。仁川市(インチョンシ)は20日、京畿道(キョンギド)、全羅(チョルラ)南・北道に続き、室内外でのマスク着用義務化行政命令を出した。仁川市ノンヒョン洞の教会の信徒が16日、マスクを着用せずに小規模な集会を開き、5人の感染が確認された。
京畿道の李在明(イ・ジェミョン)知事はこの日、「今まで経験したことがない津波級大衝撃の新たな局面が始まるだろう」とし「最悪の応急状況に備えなければならないため、医療スタッフと民間病院、企業・団体・公共機関などの協力が必要だ」と述べた。これに関連し、京畿道は民間病院の医師や看護師などを対象に医療支援団の募集を始めた。李知事は「サラン(愛)第一教会の信徒名簿などをまだ入手できていない。ソウル所在の教会だが(政府やソウル市などの調査に)進展がなく、道内の被害が拡大すれば、京畿道が行って疫学調査をすることも検討している」とも話した。
新型コロナの感染拡大は収まっていない。疾病管理本部の中央防疫対策本部によると、20日0時基準で一日の新型コロナ新規感染者は288人だった。3日連続で200人台となった。国内で発生した新規感染者276人のうちソウル(135人)・京義(81人)・仁川(10人)の首都圏だけで226人にのぼる。一日の新規感染者は14日103人、15日166人、16日279人、17日197人、18日246人、19日297人(0時基準)と急増している。サラン(愛)第一教会関連の感染者も20日正午基準で676人に増えた。
一部の改新教系では首都圏の教会対面礼拝禁止措置に不服の動きも出ている。保守性向の韓国教会連合は19日、代表会長のクォン牧師の名義で所属会員に「所属教団・団体は(対面)礼拝禁止命令を受け入れることができない。生命のような礼拝をやめてはならず、すべての責任は韓国教会連合が共に負う」という内容の文字メッセージを送った。
一方、中央防疫対策本部の権ジュン郁(クォン・ジュンウク)副本部長がこの日、死亡した70代の患者について「感染確認後、入院を待つ間に死亡した」と述べたことで、「病床不足による死亡では」という見方も出てきた。これに対し中央防疫対策本部は「この日午前11時30分に陽性と判明し、病院搬送のために手続きを踏んでいる間に死亡した。病床配分問題による入院待機中の死亡ではなかった」と釈明した。
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