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新型コロナのワクチンを受けるために南シナ海を譲歩…フィリピン大統領、習近平首席に「SOS」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
南シナ海の領有権をめぐって中国と激しく対立してきたフィリピンが一歩退いた。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のワクチンを求めながらだ。香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)はフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が習近平中国国家主席に新型肺炎のワクチンを求めたと28日、報道した。ドゥテルテ大統領は直接的な発言と強力な推進力を見せて「アジアのトランプ」というニックネームを持つ人物だ。

ドゥテルテ大統領は27日、国会演説で「4日前に習近平主席と電話会談を行ってフィリピンが先に新型肺炎のワクチンを獲得し、または購入できるようにしてほしいと求めた」とし、「わが祖国を繁栄させるという夢が新型肺炎のパンデミックによって挫折された」と明らかにした。

Worldometerの統計によると、28日(GMT標準時間)フィリピンの累積感染者は8万3673人で、計1947人が死亡した。東南アジアではインドネシア(感染者10万2051人、死亡者49014人)の次に感染者が多い。

ドゥテルテ大統領は南シナ海問題についても「外交的な解決が最善の方策であり、戦争を代案として考慮するわけにはいかない」と融和的な態度に転じた。

彼は「中国も、フィリピンも領有権を主張しているが、中国は武器がありわれわれにはない」として「簡単に言えば、そのため中国がそこ(南シナ海)を持っているわけ」といった。また「われわれが(南シナ海を取り戻すためには)戦争をしなければならないが、私はできない」として「他の大統領なら分からないが、私は(戦争を)できない。対応できない。それを喜んで認める」とした。

南シナ海は中国南部とフィリピン・インドネシア・ベトナムなどに囲まれた海域で、漁業権と資源領有権などをめぐり隣接国間紛争が続いている所だ。中国はファイアリー・クロス礁、スビ礁など7カ所に人工島を作って軍事目的で使用できる施設を設置している。

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