朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長の葬儀室が設けられたソウルソウル大学病院の葬儀式場には12日も弔問客の足が続いた。10日に葬儀室が設けられると李海チャン(イ・ヘチャン)民主党代表、文喜相(ムン・ヒサン)元国会議長、金慶洙(キム・ギョンス)慶尚南道(キョンサンナムド)知事ら与党の有力者らが総出動したのに続き、この日正午過ぎには文化財庁長を務めた兪弘濬(ユ・ホンジュン)明知(ミョンジ)大学客員教授が弔問した。彼は「朴市長は文化的マインドがとても強い方だったのに残念だ」と話した。彼は朴市長が作った「美しい店」の理事を務めた。任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領外交安保特別補佐官も葬儀室を訪れた。
葬儀委員会共同執行委員長を務める「共に民主党」の朴洪根(パク・ホングン)議員は12日、葬儀日程と関連し「13日午前7時30分にソウル大学病院出棺、午前8時30分に市庁で告別式、その後ソウル追慕公園で火葬後に故郷の慶尚南道昌寧(キョンサンナムド・チャンニョン)に埋葬する。朴市長の告別式は新型コロナウイルス防疫に協力し簡素に行うという基調の下、オンラインで進める」と説明した。セクハラを告発した元秘書と関連し「被害を訴える人に対する非難と加害や圧迫がないよう繰り返し呼び掛ける」と明らかにした。
ソウル市が11日にソウル市庁舎前に設けたソウル市民焼香所にも市民の足が続いた。一部市民は焼香中に朴元淳市長の名前を呼びながら涙を流したりもした。弔問するため遠方から来たというある女性は、「業績を残した方が極端な選択をした事実が実に残念。ソウル市長として責任を全うした姿が忘れられない」と話した。市庁舎正門には追悼メッセージを書いた付箋紙が貼り付けられた。ソウル市が前日ホームページに開設したオンライン焼香所にもこの日午後10時現在で100万人以上がクリックし哀悼の意を示した。
しかし朴市長の葬儀を史上初のソウル特別市葬で行うことをめぐる批判論も激しい。市民焼香所の片側ではある市民が「犯罪者の葬儀に税金を使うのが正しいのか」「文在寅(ムン・ジェイン)大統領退陣」などと叫び弔問客らともみ合いとなった。
「朴元淳氏の葬儀を5日葬、ソウル市葬ですることに反対します」という題名の青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)国民請願は12日午後10時現在で青瓦台が回答する基準である20万人の同意を上回る55万人を超えた。請願登録から2日ぶりだ。請願人は「セクハラ疑惑を受ける有力政治家の華麗な5日葬を国民が見守るべきか。静かに家族葬で行うべきと考える」と主張した。
韓国性暴行相談所と正しい人権女性連合なども「ソウル特別市葬は被害者に対するセカンドレイプ」としてこれを撤回するよう促した。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)ではハッシュタグリレー運動が急速に広がっている。朴市長の極端な選択後、「セカンドレイプ行為」に苦しめられているセクハラ告訴女性を保護しようという運動だ。
一方、ソウル行政裁判所はこの日ユーチューブチャンネル「カロセロ研究所」の代表カン・ヨンソク弁護士が市民227人を代理して出したソウル特別市葬執行停止仮処分申請を却下した。裁判所は「公金の支出を問題にする住民訴訟の一環として仮処分を申請したが、地方自治法上の住民訴訟の先行要件である監査請求をしておらず申請人資格を満たしていなかった」と判断した。
葬儀委員会共同執行委員長を務める「共に民主党」の朴洪根(パク・ホングン)議員は12日、葬儀日程と関連し「13日午前7時30分にソウル大学病院出棺、午前8時30分に市庁で告別式、その後ソウル追慕公園で火葬後に故郷の慶尚南道昌寧(キョンサンナムド・チャンニョン)に埋葬する。朴市長の告別式は新型コロナウイルス防疫に協力し簡素に行うという基調の下、オンラインで進める」と説明した。セクハラを告発した元秘書と関連し「被害を訴える人に対する非難と加害や圧迫がないよう繰り返し呼び掛ける」と明らかにした。
ソウル市が11日にソウル市庁舎前に設けたソウル市民焼香所にも市民の足が続いた。一部市民は焼香中に朴元淳市長の名前を呼びながら涙を流したりもした。弔問するため遠方から来たというある女性は、「業績を残した方が極端な選択をした事実が実に残念。ソウル市長として責任を全うした姿が忘れられない」と話した。市庁舎正門には追悼メッセージを書いた付箋紙が貼り付けられた。ソウル市が前日ホームページに開設したオンライン焼香所にもこの日午後10時現在で100万人以上がクリックし哀悼の意を示した。
しかし朴市長の葬儀を史上初のソウル特別市葬で行うことをめぐる批判論も激しい。市民焼香所の片側ではある市民が「犯罪者の葬儀に税金を使うのが正しいのか」「文在寅(ムン・ジェイン)大統領退陣」などと叫び弔問客らともみ合いとなった。
「朴元淳氏の葬儀を5日葬、ソウル市葬ですることに反対します」という題名の青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)国民請願は12日午後10時現在で青瓦台が回答する基準である20万人の同意を上回る55万人を超えた。請願登録から2日ぶりだ。請願人は「セクハラ疑惑を受ける有力政治家の華麗な5日葬を国民が見守るべきか。静かに家族葬で行うべきと考える」と主張した。
韓国性暴行相談所と正しい人権女性連合なども「ソウル特別市葬は被害者に対するセカンドレイプ」としてこれを撤回するよう促した。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)ではハッシュタグリレー運動が急速に広がっている。朴市長の極端な選択後、「セカンドレイプ行為」に苦しめられているセクハラ告訴女性を保護しようという運動だ。
一方、ソウル行政裁判所はこの日ユーチューブチャンネル「カロセロ研究所」の代表カン・ヨンソク弁護士が市民227人を代理して出したソウル特別市葬執行停止仮処分申請を却下した。裁判所は「公金の支出を問題にする住民訴訟の一環として仮処分を申請したが、地方自治法上の住民訴訟の先行要件である監査請求をしておらず申請人資格を満たしていなかった」と判断した。
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