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【コラム】韓国映画「マルモイ」日本で公開され話題…改めて知った「朝鮮語抹殺」の痕跡(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版

成川彩/元朝日新聞記者

韓国にも原爆被害者が多いという事実は知っていたが、慶尚南道陜川(キョンサンナムド・ハプチョン)にそんなに多いということは2018年に知った。同年防弾少年団(BTS)メンバーのジミンが過去に着たTシャツに原爆の絵があった問題で所属事務所であるビッグヒットエンターテインメントが陜川の原爆被害者を訪ねて公式に謝罪したという報道を見たためだ。報道によると、陜川は韓国の原爆被害者70%の出身地で、「韓国の広島」と呼ばれる所という。

2月に広島に本社がある中国新聞の記者とともに陜川に行った。原爆被害者の遺族を取材するためだった。私は通訳として同行した。ちょうど大邱(テグ)で新型コロナウイルス感染者が増え始めた時期だった。対面インタビューは難しくなったが陜川原爆資料館にある資料を調査し関係者から話を聞いた。

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ある時は釜山(プサン)に行き国立日帝強制動員歴史館で広島関連資料を探した。歴史館ホームページには「日帝強占期当時、釜山港が多くの強制動員出発地であり、強制動員者の22%ほどが慶尚道出身だった」と説明されている。歴史館に入ると朝鮮人原爆被害に対する展示もあった。「朝鮮人原爆被害者は大雑把に広島で5万人、長崎で2万人に達するが、そのうち約4万人は1945年より前に死亡し、残り3万人のうち2万3000人が帰還したと推測される」という内容だった。

中国新聞はこれまで広島市が把握できていなかった犠牲者を探すとして韓国で取材したのだ。記者は新型コロナウイルスが沈静化すれば再び韓国に来てインタビューすることにしていたが、その後韓国に来ることすら難しくなり、電話や手紙でインタビューするほかなくなった。私は通訳と翻訳で継続して取材を手伝った。

ところで今回インタビューした被害者の遺族らは全員が慶尚道に居住する70~80代の高齢者だった。なまりのためなか電話では疎通するのが難しかったが、時々日本語が聞こえたりもした。

取材した結果は6月8日付の中国新聞に報道された。「朝鮮人被爆死、把握漏れ」という見出しの1面トップ記事をはじめ、3ページにわたり大きく掲載された。私も今回知ったが、中国新聞は広島に本社があるだけに原爆被害に対し着実に取材してきた新聞社だ。記事によると、今回の取材で広島市が把握できていなかった朝鮮人被爆死亡者は少なくとも11人いると確認されたという。ところがその数字は氷山の一角にすぎないという。1945年末までに死亡した原爆犠牲者は広島市の推定で14万~15万人だが、市が把握している犠牲者数は8万9025人(2019年3月基準)だ。把握できずにいる5万~6万人の中に朝鮮人被爆者が相当数いるものとみられる。

取材を手伝いながら75年も過ぎたいまになって調査するのはあまりにも難しいということを実感した。中国新聞が指摘した通り、日本政府が海外被爆者に対し2003年まで支援対象から排除していたため被害者調査が遅れた。それを今回粘り強く取材をやり遂げた中国新聞記者に感心し、こうした事実を韓国の人たちにも伝えたいと考えた。

強制動員や原爆被害者のほかにも日帝強占期に家族や親戚が日本にいたという慶尚道の人はかなり多いようだ。だからだろうか、慶尚道の人々と対話すると日本語や日本語が語源のような単語を聞くケースが多い。

この前に慶尚南道出身の知人らとソウルで食事した時、「最近はあまり使わないが昔は日常的に日本語を使ったりした」という話が出てきた。タマネギ、ウワギ、スキダシ(つきだし)などの言葉を使っていたと教えてくれたが、その中には日本で使わない言葉も混ざっていた。例えば建設労働者を意味する「ノガダ」は日本では「土方」という。レンガやアシバなど建設現場で使う言葉に日本語が多いという。


【コラム】韓国映画「マルモイ」日本で公開され話題…改めて知った「朝鮮語抹殺」の痕跡(2)

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