新型コロナウイルス感染者が発生して閉鎖された光州東区の光州考試学院前を人々が通り過ぎている。[写真 チャン・ジョンピル]
疾病管理本部中央防疫対策本部は9日午前0時基準で新型コロナウイルス新規患者が50人増えたと明らかにした。このうち28人は国内での発生で、22人は海外からの流入だった。
国内発生患者はソウルが4人、京畿道(キョンギド)が1人、仁川(インチョン)が2人、光州(クァンジュ)が15人、大田(テジョン)が6人で、光州と大田で特に新規患者が多く発生した。この日光州では生後12カ月の子どもも新型コロナウイルス陽性判定を受けた。光州では先月27日に4人が陽性判定を受けてから累積感染者が8日基準111人に増えた。海外流入3人を除き全員が市中感染だ。
光州は2日からソーシャルディスタンスを第2段階に強化したが、感染が急速に拡大する様相だ。先月27日からの光州の1日新規患者数を見ると、4人→4人→3人→12人→22人→6人→8人→16人→7人→6人→8人→15人だ。状況が改善しないことから光州市は5日に官民共同対策委員会会議を開き、ソーシャルディスタンス第3段階引き上げの基準をまとめた。この基準によると、連続3日以上市中感染者が10人以上発生したり、状況が非常に厳しいと判断される時に防疫対応体系を3段階に格上げする予定だ。
海外流入の場合、検疫所で5人、ソウルで4人、京畿道で7人、仁川で1人、忠清南道(チュンチョンナムド)で1人、全羅北道(チョンラブクド)で1人、全羅南道(チョンラナムド)で1人、慶尚南道(キョンサンナムド)で2人だった。
この日隔離解除した患者は49人で、これまで合計1万2019人が隔離解除された。隔離中の患者は1人減少して987人になり、死亡者は2人増え累積死亡者が287人になった。新型コロナウイルスの致命率は2.16%だ。
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