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JOLED、サムスン相手取り米国・ドイツで「OLED特許侵害」提訴

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

日本ディスプレイメーカー「JOLED」のロゴ。[写真 JOLEDホームページ]

日本ディスプレイメーカーのJOLEDがサムスンを相手取り米国とドイツで特許侵害訴訟を起こした。サムスン電子は、現在、訴訟の経緯などを確認している。JOLEDは最近、中国メーカーのチャイナスター(CSOT)とテレビ用有機発光ダイオード(OLED)パネルを共同開発することで合意した状態だ。

23日、日本経済新聞など外信によると、同社は米テキサス西部地裁と独マンハイム地裁に「サムスン電子がJOLEDのOLEDパネル関連の特許を侵害した」として提訴した。米国での訴訟対象はサムスン電子、サムスンディスプレイ、サムスン電子米国法人などだ。サムスン電子は「提訴されたことに間違いない。訴状を見て対応する」と説明した。

JOLEDは「サムスンがスマートフォン『ギャラクシー』を米国に販売し、JOLEDの特許を侵害した」という立場だ。日経によると、JOLEDは全世界的にOLED関連の特許約4000件を登録・出願している。昨年は11月に石川県に10~32インチOLEDパネル工場を竣工している。月間2万枚規模で、自動車用やモニター用のOLEDパネルを量産している。


最近ではチャイナスターと提携してOLEDパネルを開発中だ。チャイナスターがJOLEDに200億円を投資し、JOLED株11%を持つ形だ。中国メーカーの資金援助を背景に、JOLEDがテレビ用OLEDパネル量産に成功する場合、LGディスプレイの競合企業となる。

JOLEDは2015年にソニーとパナソニックのOLEDパネル部門を統合して設立され、翌年ジャパンディスプレイ(JDI)に買収された。JDIとJOLEDの会社設立には、日本の産業革新機構(INCJ)が主導的な役割を果たした。



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