ゼネラルモーターズ(GM)が、LG化学と結んだ「バッテリー同盟」に自負心を持つと明らかにした。
GMインターナショナル(GMI)のスティーブン・キーファー代表は17日、アジア・中東・南米のメディア20社余りを対象にしたカンファレンスコールで、「GMはアルティウムバッテリープラットフォーム(LG化学とともに開発中の次世代バッテリー技術)、LG化学とのパートナーシップなどで市場で競争優位を持っているという点に自負心を感じる」と話した。また、ジェシー・オルテガ電気自動車・自動運転車アーキテクチャー総括は「韓国はITインフラと技術理解度が高い消費者がいて電気自動車開発にインサイトを提供している」と話した。韓国が世界の電気自動車市場で重要な役割をするだろうという点も言及しながらだ。
SNEリサーチによると、LG化学、サムスンSDI、SKイノベーションの韓国バッテリー3社は1-3月期のグローバル電気自動車バッテリー使用量で日本と中国を抜いて1位になった。特にLG化学は世界シェア1位に上がった。
GMはLG化学と組んで次世代技術であるアルティウムバッテリーを開発中だ。ニッケル含有量が高く、コバルトは低い高密度・高容量バッテリーで、今後発売するGM電気自動車モデルに適用する計画だ。これに先立ち両社はそれぞれ約1兆ウォンを投資して昨年末に米オハイオ州にバッテリー合弁法人を設立した。
◇フル充電後644キロメートル走るバッテリー、LGと開発中
これに先立ちGMは3月に米デトロイトで開かれた電気自動車ウィークを通じ、2025年までに電気自動車・自動運転車に200億ドルを投資すると明らかにした。また、電気自動車バッテリー技術を持続的に改善し、耐久寿命100万マイル(約160万キロメートル)を達成して、バッテリーセル費用も1キロワット時当たり100ドル未満に下げると明らかにした。この日のカンファレンスコールはこれに対する具体的な計画を明らかにする席だった。
アルティウムバッテリー容量は50~200キロワット時、最大出力は1000馬力になると明らかにした。これに伴いアルティウムプラットフォームEVは完全充電後最大400マイル(約644キロメートル)を走ることができ、今後バッテリー技術を改善して500~600マイルまで増やす計画だ。GMが今月韓国で発売した「2020ボルトEV」の容量は66キロワット時、走行距離は414キロメートルだ。
電気自動車の製作工程は単純になる。ひとつのモジュール型プラットフォームをさまざまなセグメントの車両に使えるためだ。キーファー代表は「GMはいま555種類の内燃機関・パワートレインの組み合わせを持っているが、今後EVポートフォリオは19種類の組み合わせになるだろう」と話した。ひとつのモジュールアーキテクチャー(車両の骨格)を活用し、乗用車だけでなくクロスオーバー、大型トラック、自動運転車などを作るという戦略だ。
アダム・クワイアトコウスキーGM電気動力システム首席エンジニアは「部品数を最小化し動力システムを車両構造の一部に使ってデザインの柔軟性を大きく高めるだろう」と話した。また「未来EVアーキテクチャーの核心構成要素は大規模高エネルギーセルで、電気自動車の全ラインナップに共通適用するだろう」と話した。
結局答は電気自動車の動力源である高密度バッテリーセルに回る。GMI役員がカンファレンスコールの間「LG化学」と数回繰り返し言及した理由でもある。
自動運転車の戦略についても明らかにした。ケン・モリスGM自動運転プログラム副社長は「自動運転技術はひとつのサービスではなくプラットフォームと考えなければならない。自動運転を利用したカーシェアリングとともに今後配送事業に拡大していくだろう」と話した。
GMは1月に自動運転コンセプトカー「クルーズ・オリジン」を発表し、この際に配送バージョンもともに公開した。クルーズ・オリジンもやはりアルティウムバッテリーを搭載した第3世代電気自動車プラットフォームをベースに開発される。GMはまた、来年下半期にキャデラックブランドのSUV電気自動車「リリック」とGMC「ハマーEV」を北米市場で発売する計画だ。
GMインターナショナル(GMI)のスティーブン・キーファー代表は17日、アジア・中東・南米のメディア20社余りを対象にしたカンファレンスコールで、「GMはアルティウムバッテリープラットフォーム(LG化学とともに開発中の次世代バッテリー技術)、LG化学とのパートナーシップなどで市場で競争優位を持っているという点に自負心を感じる」と話した。また、ジェシー・オルテガ電気自動車・自動運転車アーキテクチャー総括は「韓国はITインフラと技術理解度が高い消費者がいて電気自動車開発にインサイトを提供している」と話した。韓国が世界の電気自動車市場で重要な役割をするだろうという点も言及しながらだ。
SNEリサーチによると、LG化学、サムスンSDI、SKイノベーションの韓国バッテリー3社は1-3月期のグローバル電気自動車バッテリー使用量で日本と中国を抜いて1位になった。特にLG化学は世界シェア1位に上がった。
GMはLG化学と組んで次世代技術であるアルティウムバッテリーを開発中だ。ニッケル含有量が高く、コバルトは低い高密度・高容量バッテリーで、今後発売するGM電気自動車モデルに適用する計画だ。これに先立ち両社はそれぞれ約1兆ウォンを投資して昨年末に米オハイオ州にバッテリー合弁法人を設立した。
◇フル充電後644キロメートル走るバッテリー、LGと開発中
これに先立ちGMは3月に米デトロイトで開かれた電気自動車ウィークを通じ、2025年までに電気自動車・自動運転車に200億ドルを投資すると明らかにした。また、電気自動車バッテリー技術を持続的に改善し、耐久寿命100万マイル(約160万キロメートル)を達成して、バッテリーセル費用も1キロワット時当たり100ドル未満に下げると明らかにした。この日のカンファレンスコールはこれに対する具体的な計画を明らかにする席だった。
アルティウムバッテリー容量は50~200キロワット時、最大出力は1000馬力になると明らかにした。これに伴いアルティウムプラットフォームEVは完全充電後最大400マイル(約644キロメートル)を走ることができ、今後バッテリー技術を改善して500~600マイルまで増やす計画だ。GMが今月韓国で発売した「2020ボルトEV」の容量は66キロワット時、走行距離は414キロメートルだ。
電気自動車の製作工程は単純になる。ひとつのモジュール型プラットフォームをさまざまなセグメントの車両に使えるためだ。キーファー代表は「GMはいま555種類の内燃機関・パワートレインの組み合わせを持っているが、今後EVポートフォリオは19種類の組み合わせになるだろう」と話した。ひとつのモジュールアーキテクチャー(車両の骨格)を活用し、乗用車だけでなくクロスオーバー、大型トラック、自動運転車などを作るという戦略だ。
アダム・クワイアトコウスキーGM電気動力システム首席エンジニアは「部品数を最小化し動力システムを車両構造の一部に使ってデザインの柔軟性を大きく高めるだろう」と話した。また「未来EVアーキテクチャーの核心構成要素は大規模高エネルギーセルで、電気自動車の全ラインナップに共通適用するだろう」と話した。
結局答は電気自動車の動力源である高密度バッテリーセルに回る。GMI役員がカンファレンスコールの間「LG化学」と数回繰り返し言及した理由でもある。
自動運転車の戦略についても明らかにした。ケン・モリスGM自動運転プログラム副社長は「自動運転技術はひとつのサービスではなくプラットフォームと考えなければならない。自動運転を利用したカーシェアリングとともに今後配送事業に拡大していくだろう」と話した。
GMは1月に自動運転コンセプトカー「クルーズ・オリジン」を発表し、この際に配送バージョンもともに公開した。クルーズ・オリジンもやはりアルティウムバッテリーを搭載した第3世代電気自動車プラットフォームをベースに開発される。GMはまた、来年下半期にキャデラックブランドのSUV電気自動車「リリック」とGMC「ハマーEV」を北米市場で発売する計画だ。
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