韓国統計庁は10日に発表した「5月の雇用動向」で、先月就業者が2693万人で前年同月比39万2000人減少したと明らかにした。就業者数は新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が雇用市場に衝撃波を送って以降、3カ月連続で減少した。3月(-19万5000人)と4月(-47万6000人)よりは減少幅は小さかったが、3カ月連続「マイナス」を記録したのは世界金融危機が襲った2009~2010年以降、約10年ぶりだ。特に製造業就業者は5万7000人減り、3月(-2万3000人)、4月(-4万4000人)よりも減少が拡大した。
また、唯一60代以上でだけ就業者が30万2000人増加したが、他のすべての年齢層では就業者が減少した。