ドナルド・トランプ米国大統領が今年9月に開催を推進している主要7カ国(G7)首脳会議に韓国とロシア、インド、オーストラリアを招請したいという意向を明らかにした。世界の最先進国だけで構成された会議に招待されることは諸手を挙げて歓迎することだ。国の品格を高める機会であるというだけではなく、世界10位圏の経済規模に見合った発言権を行使しながら国益を貫徹していくことができる機会でもあるためだ。
一つひっかかる点は中国の反発だ。中国だけを外して会議をするということで、中国の台頭に対抗した新たな秩序を構築するというトランプ政府の内心が透けて見える。中国はこれを「対中国包囲網」と決めつけることは明らかだ。韓国の参加に対して露骨に不満を表す場合もあるだろう。だが、韓国が中国の顔色を伺うことに忙しくて、転がり混んできた機会をみすみす逃してしまう必要はない。今回の会議はG7体制を改編して今後G11体制で進んでいく試験台になる可能性がある。
一つひっかかる点は中国の反発だ。中国だけを外して会議をするということで、中国の台頭に対抗した新たな秩序を構築するというトランプ政府の内心が透けて見える。中国はこれを「対中国包囲網」と決めつけることは明らかだ。韓国の参加に対して露骨に不満を表す場合もあるだろう。だが、韓国が中国の顔色を伺うことに忙しくて、転がり混んできた機会をみすみす逃してしまう必要はない。今回の会議はG7体制を改編して今後G11体制で進んでいく試験台になる可能性がある。
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