最近会った韓国のある半導体企業幹部は「中国ファーウェイをめぐる米中間の攻防が激しくなるほど韓国の半導体企業に対する両国の圧迫と懐柔も激しくなるだろう」としながらこのように話した。攻撃する米国、防御する中国の双方ともサムスン電子とSKハイニックスは「相手方を座り込ませる武器」になる。両社が2019年基準でDRAM市場の73%のシェアを掌握し、半導体のグローバルサプライチェーンのカギを握っているためだ。サムスン電子とSKハイニックスがDRAM供給を絶つことになればファーウェイは再起不能状態に追いやられる。
問題は韓国企業が「刀の柄」ではなく「切っ先」をつかんでいるというところにある。米国と中国が売り上げ割合の1位と2位を争っており、どちらか一方の手を上げることはできない状況だ。
問題は韓国企業が「刀の柄」ではなく「切っ先」をつかんでいるというところにある。米国と中国が売り上げ割合の1位と2位を争っており、どちらか一方の手を上げることはできない状況だ。
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