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慰安婦被害者・李容洙さんの批判に…正義記憶連帯「高齢なので…ハプニング」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

慰安婦被害者の李容洙さん(右)と金正淑夫人(左)。(写真=青瓦台フェイスブックキャプチャ)

旧日本軍「慰安婦」被害者の李容洙(イ・ヨンス)さん(92)が7日、慰安婦支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(以下、正義連)を批判したことについて、同団体のハン・ギョンヒ事務局長は「一種のハプニング」と一蹴した。

この日李さんの記者会見内容を聞いたハン氏は「おばあさんが高齢で、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)以降、心身が弱くなった状態」とし「おばあさんと正義連は家族のように過ごしてきた歳月が30年」と話した。あわせて「空しさもあり誤解もあり、記憶が歪められた部分もあったのだろう」と付け加えた。

ハン氏は記者会見を主導した側が正義連側に悪い感情を持っておばあさんをそそのかしたと強調した。


ハン氏は李さんの今回の記者会見を主導した側が「補償を前面に出す立場なので、被害者の人権保障を最優先としているわれわれと対立した」と話した。

ハン氏は李さんが指摘した寄付問題については「普段、寄付を受けたらホームページやSNSに透明に公開し、被害者支援だけでなく憩いの場の提供のほか、博物館やパンフレット発刊などにすべて後援支援金が使われた」とした。

第21代総選挙で、共に市民党の比例代表として当選した正義連前理事長の尹美香(ユン・ミヒャン)氏に対する李さんの批判をめぐっては「おばあさんの初めての申告電話を受けたのは尹美香で、おばあさんと30年間共にしたのも尹美香」と話した。ハン氏は「尹美香前理事長に『支持しているし、一生懸命やってほしい」と話していたのも李おばあさんだったが、当選すると『捨てて行くのか』といいながら愛を裏切られたかのように感じたようだ」と説明した。

ハン氏は「われわれにとって李容洙おばあさんはとても象徴的で大切な方だ。われわれがこの小さなことで大きく傷ついたりしはしないが、日本の極右勢力の方がいて心配になる」とし「明日もオボイナル(父母の日)なのでお会いする予定」と付け加えた。

これに先立ち、この日李さんは大邱(テグ)で記者会見を行って「水曜集会をなくさなければならない。寄付がどこに使われるか分からない」として批判した。



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