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フィリピンに建設された少女像、2日で撤去…「日本の抗議のため?」

ⓒ 中央日報日本語版
フィリピンに建設された「平和の少女像」が日本大使館の抗議声明発表後に撤去されたことが確認された。

市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(以下、正義記憶連帯)は3日、声明書を出して、先月28日フィリピン北部のサンペドロ市に設置された平和の少女像が除幕式から2日で撤去されたと明らかにした。

正義記憶連帯によると、日本大使館は先月30日に抗議声明を出して「他の国に慰安婦彫刻像を設置するのは非常に遺憾」であり「(これは)日本政府の立場とも相容れない」という立場をフィリピンに伝達した。


これについてフィリピン大統領宮報道官が「平和の少女像は民間人の私有地に建設されたものであり、憲法に保障された表現の自由で政府が妥当な理由なく制限したり抑制したりすることはできない」という立場を明らかにしていたが、結局、日本大使館の声明が発表された日に少女像が撤去された。

フィリピンで日本軍性奴隷被害者を追慕する銅像が撤去されたのは今回が初めてではない。

2017年12月、フィリピン国家歴史委員会と被害者支援団体がマニラ市に建設した追慕銅像は、日本政府が財政支援を口実に撤去を要求し、建設4カ月で排水施設の改善工事を言い訳に奇襲的に撤去されたことがある。



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