先月29日に開かれた韓国とコロンビア政府のテレビ会議には大統領室のグアリン国家安保補佐官(左上)、ディアス軍保健局長(右上)、大統領室のプラタ・コロナ対応戦略局長(右下)らコロンビアの高官が総出動した。[写真 外交部]
◆「ノウハウ伝授してほしい」殺到
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)事態を契機に韓国に対する各国の「ラブコール」が殺到している。先月30日と今月2日、国内地域社会の新規感染者数「0」を記録した韓国とは違い、世界は依然として新型コロナで苦しんでいる。2日基準で世界の感染者数は329万2000人、死亡者は23万7000人を超えた。拡大傾向はなかなか収まっていない。特に米国、欧州、日本など先進国が感染病の猛威にもろくも崩れた。
韓国・コロンビアのテレビ会議は「コリアプレミアム」の可能性を見せた象徴的な事件だった。イバン・ドゥケ大統領は、韓国政府が診断キットを支援して防疫ノウハウを伝授することにしたという国民向け談話まで出した。外交部関係者は「ペルー、コスタリカ、グアテマラ、メキシコなど、われわれが外交的に注目できなかった国家で防疫協力はもちろん、ポストコロナ時代を準備するノウハウを共有してほしいという要請が断続的に続いている」とした。
企業にも援助の要請が相次いで入っている。韓国航空宇宙産業(KAI)と大宇造船海洋は先月29日、インドネシア国防部に韓国製の新型コロナ診断キット1万セットを届けた。新韓(シンハン)金融グループもミャンマー政府に診断キット1万人分と保護服300着を寄付した。ミャンマーは新韓金融グループの新南方戦略的要衝地の中の一つだ。
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