韓経:「変えて、なくして、魅了した」…現代・起亜自動車「コロナの致命傷」避けた秘訣
一方、現代(ヒュンダイ)自動車と起亜(キア)自動車は期待以上の実績を見せ、市場シェアも引き上げた。現代車の1-3月期の営業利益は前年同期比4.7%増加した。起亜自動車は営業利益が25.2%減少したが、昨年1-3月期は通常賃金の戻入という一度限りの営業利益増加という変数を除けば、30%以上増加した。専門家は▼大々的なラインナップ交換▼消費者の嗜好を積極的に反映▼インセンティブの現実化を秘訣に挙げた。
30日、自動車業界によると、現代自動車と起亜自動車は最近ラインナップを大幅に変更した。小型セダン(現代アクセント、起亜車プライド)は果敢に整理した。代わりにスポーツ用多目的車(SUV)を増やしていった。過去2年間、現代車のパリセードやコナ、起亜自動車のセルトスやテルライド、ジェネシスGV80など、多様なSUVが追加された。
売上高全体でSUVおよび準大型・大型車が占める割合も増えている。1-3月期の現代車の小型・中型セダンの割合は37.2%で、昨年1-3月期(46.2%)と比較すると10%ポイントほど減少した。代わりに準大型セダンの割合は7.3%から11.0%、SUVの割合は38.0%から42.9%に増えた。起亜自動車の1-3月期の小型・中型セダンの割合は31.7%で、前年同期(38.5%)に比べ6.8%ポイント減少した。準大型・大型セダンとSUVの割合は57.2%で生産車両3台中2台の割合となる64.4%に増加した。
ラインナップ改編は営業利益の増加につながった。小型車より大型車の方が、セダンよりSUVの方が収益性が高いからだ。現代車は昨年1-3月期に主力車種の代替により営業利益が約3520億ウォン増え、物量の減少による減少(2260億ウォン)を相殺した。新型コロナによる売上高の減少をラインナップ改編で挽回したという説明だ。起亜車も製品ラインナップ変更のおかげで、1-3月期の営業利益が510億ウォンほど増えたと発表した。
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