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韓国「言論の自由」今年もアジアトップ…米国は45位、日本は66位

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
各国の「言論の自由」水準を評価する「世界報道自由度ランキング」で韓国が42位に上がった。昨年より1段階下落したが、アジアでは依然としてトップだった。

国際言論監視団体の国境なき記者団(RSF)が21日に公開した世界報道自由度ランキング報告書を見ると、韓国の言論の自由侵害点数は24.94点から23.70点に改善されたが、昨年43位だったイタリアが今年は41位となりランクはひとつ下がった。

韓国は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時の2006年に31位に上がったが朴槿恵(パク・クネ)政権当時の2016年には40段階近く落ちた。文在寅(ムン・ジェイン)政権が発足した2017年が63位、2018年が43位、2019年が41位と上昇を継続したが今年は停滞した。


記者団は報告書で韓国について「民主主義が安定した国では政府が言論の自由を押さえ込むための口実として国家安保を利用する。韓国は敏感と判断される情報、特に北朝鮮関連情報を公表する行為を重く処罰する法律(国家保安法)が存在する」と指摘した。

台湾は今年43位で昨年より1段階下がった。昨年民主主義のための集会などで言論の自由が萎縮したと評価される香港は80位で7段階下落した。日本は66位で1段階上がり、中国は177位で変わらなかった。

北朝鮮は2018年の米朝首脳会談をはじめとする開放的ジェスチャーが肯定的な評価を受け昨年は179位に1段階上がったが今年は再び最下位である180位に戻った。米国は3段階上昇の45位となった。

1位は4年連続でノルウェーが守り、フィンランドが昨年に続き2位を維持した。デンマークが3位、スウェーデンが4位、オランダが5位、ジャマイカが6位、コスタリカが7位、スイスが8位、ニュージーランドが9位、ポルトガルが10位と上位にランクされた。

国境なき記者団は言論の自由を監視する非営利団体で、1985年に発足しパリに本部がある。毎年180カ国のジャーナリズムの現実を評価し、世界報道自由度ランキングを発表する。



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