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韓国人の65%「日常生活再開すれば新型コロナ感染リスク大きくなる」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国人の3人に2人が高強度の「社会的距離の確保」を終わらせて日常生活を再開すれば新型コロナウイルスにかかるリスクが大きくなるだろうと懸念している。

ソウル大学保健大学院のユ・ミョンスン教授チームが韓国リサーチに依頼して10~13日に全国の1000人を対象に4回目の新型コロナウイルス国民認識アンケート調査を実施した。

その結果、対象者の65.6%が登校や出勤など再び日常生活をすることになれば自分と家族の感染リスクが大きくなるだろうと答えた。感染リスクが大きくならないだろうという回答者は10.4%にすぎなかった。


こうしたリスクに対する認識は年齢により差があった。20代は71.8%がリスクが大きくなるだろうと答え、40代が68.8%、30代が65.0%、50代と60代がそれぞれ62.6%などの順でリスク認識が高かった。

新型コロナウイルス事態を1カ月前と比較した時、「安定した」とみる意見は64.8%だった。「安定していない」は18.0%、「変わらない」は17.2%だった。

職業群別に見ると、学生だけが韓国社会が新型コロナウイルス感染から安全だと考えていた。学生は「安全だ」とする回答が36.1%で、「そうではない」の24.6%より高かった。残りの職業群では安全ではないとの回答の割合がさらに高かった。

ユ教授は、「感染者数の減少傾向維持など事態が安定を取り戻すだろうとみながらも依然として日常への復帰は安心できないという結果が出た。これは(感染者発生)統計数値を根拠に判断する客観的リスクと心理的リスクの間の乖離を反映したもの」と説明した。



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