「共に民主党・共に市民党の過半が確実視されます」。
民主党の開票状況室では15日午後6時15分、KBS(韓国放送公社)・MBC(文化放送)・SBS(ソウル放送)の地上波3局の出口調査の結果が発表されると歓声と拍手が響いた。「圧勝」の予測にもかかわらず、党内状況室はむしろ「落ちついて出口調査の結果を見守ってほしい」と自制を要請した。あちこちで抱擁する姿が見られたが、状況室の最前列中央の座席に並んで座っていた李海チャン(イ・ヘチャン)・李洛淵(イ・ナギョン)常任共同選挙対策委員長は表情を変えず真剣な面持ちでテレビ画面を眺めていた。各党別の予想議席数に続いて激戦地の出口調査の結果が出ると歓声もため息も聞こえたが、民主党の勝利を確信する雰囲気だった。民主党が選挙対策委レベルで「過度な歓呼は自制しよう」と伝えるほど、民主党は結果発表前から勝利後の世論を意識していた。
253の小選挙区の出口調査のうち「政治1番地」ソウル鍾路(チョンノ)の勝利はこの日、与党の雰囲気を象徴的に表した。李洛淵委員長が黄教安(ファン・ギョアン)未来統合党候補を10%ポイント近く上回るという結果が出ると、李候補は静かに2回ほどうなずいた。出口調査の結果を通じて全般的な状況を確認した後も、李委員長は「出口調査の結果は出口調査の結果にすぎない。慎重に開票結果を待っている」と言葉を控えた。李仁栄(イ・インヨン)民主党院内代表は「非常な時期に少なくとも国政を主導して安定的に運営できるよう後押しすべきだという気持ちが(投票に)反映されたようだ」と述べた。
民主党の圧勝で文在寅(ムン・ジェイン)政権の執権4年目は確実な支持基盤を持つことになった。新型コロナ危機状況への対処にも合格点を受けたということだ。民主党は勝利の喜びよりも選挙後の政局に焦点を合わせた。余勢を駆ってコロナ補正予算や災難支援金など今後の政局を主導的に率いるためだ。李海チャン委員長は午後10時、状況室で「非常に重い責任感を感じる」とし「今後の新型コロナとの戦争、経済危機への対応に渾身の力を込めることが我々に支持を送った国民の望みだと考えて、最善を尽くしたい」と所感を語った。党内では今回当選した親文派の重鎮を中心に「ポスト李海チャン」構図に関する議論が進められるという見方も出ている。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)は選挙が終わった後にも総選挙と距離を置くという立場を維持した。文在寅大統領の行動が総選挙向けだという指摘もあったが、公式的に総選挙に関する言及はなく、参謀もその基調を維持した。過去には青瓦台で総選挙の開票放送を共に見る場合が多かったが、この日は各自が別々に開票放送を見守った。政務首席室など一部の部署だけが青瓦台で共に開票放送を見ていた。出口調査の結果が出た後にも「最終的な結果が出るまで見守ろう」と述べ、慎重な態度を見せた。青瓦台のある関係者は与党圧勝の出口調査についても「もう少し見守る必要があるが、与党が勝利すれば国民が新型コロナ事態以降も政府を支持するという意味ではないだろうか」と述べた。
開票が進行して一部の候補の当選が確実視されると、民主党では小選挙区候補253人と比例候補30人の名前が書かれた総合状況ボードに「当選」ステッカーを貼り始めた。最初に李洛淵候補(鍾路)とオ・ヨンファン候補(議政府甲)の2人にステッカーを貼った。
民主党の開票状況室では15日午後6時15分、KBS(韓国放送公社)・MBC(文化放送)・SBS(ソウル放送)の地上波3局の出口調査の結果が発表されると歓声と拍手が響いた。「圧勝」の予測にもかかわらず、党内状況室はむしろ「落ちついて出口調査の結果を見守ってほしい」と自制を要請した。あちこちで抱擁する姿が見られたが、状況室の最前列中央の座席に並んで座っていた李海チャン(イ・ヘチャン)・李洛淵(イ・ナギョン)常任共同選挙対策委員長は表情を変えず真剣な面持ちでテレビ画面を眺めていた。各党別の予想議席数に続いて激戦地の出口調査の結果が出ると歓声もため息も聞こえたが、民主党の勝利を確信する雰囲気だった。民主党が選挙対策委レベルで「過度な歓呼は自制しよう」と伝えるほど、民主党は結果発表前から勝利後の世論を意識していた。
253の小選挙区の出口調査のうち「政治1番地」ソウル鍾路(チョンノ)の勝利はこの日、与党の雰囲気を象徴的に表した。李洛淵委員長が黄教安(ファン・ギョアン)未来統合党候補を10%ポイント近く上回るという結果が出ると、李候補は静かに2回ほどうなずいた。出口調査の結果を通じて全般的な状況を確認した後も、李委員長は「出口調査の結果は出口調査の結果にすぎない。慎重に開票結果を待っている」と言葉を控えた。李仁栄(イ・インヨン)民主党院内代表は「非常な時期に少なくとも国政を主導して安定的に運営できるよう後押しすべきだという気持ちが(投票に)反映されたようだ」と述べた。
民主党の圧勝で文在寅(ムン・ジェイン)政権の執権4年目は確実な支持基盤を持つことになった。新型コロナ危機状況への対処にも合格点を受けたということだ。民主党は勝利の喜びよりも選挙後の政局に焦点を合わせた。余勢を駆ってコロナ補正予算や災難支援金など今後の政局を主導的に率いるためだ。李海チャン委員長は午後10時、状況室で「非常に重い責任感を感じる」とし「今後の新型コロナとの戦争、経済危機への対応に渾身の力を込めることが我々に支持を送った国民の望みだと考えて、最善を尽くしたい」と所感を語った。党内では今回当選した親文派の重鎮を中心に「ポスト李海チャン」構図に関する議論が進められるという見方も出ている。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)は選挙が終わった後にも総選挙と距離を置くという立場を維持した。文在寅大統領の行動が総選挙向けだという指摘もあったが、公式的に総選挙に関する言及はなく、参謀もその基調を維持した。過去には青瓦台で総選挙の開票放送を共に見る場合が多かったが、この日は各自が別々に開票放送を見守った。政務首席室など一部の部署だけが青瓦台で共に開票放送を見ていた。出口調査の結果が出た後にも「最終的な結果が出るまで見守ろう」と述べ、慎重な態度を見せた。青瓦台のある関係者は与党圧勝の出口調査についても「もう少し見守る必要があるが、与党が勝利すれば国民が新型コロナ事態以降も政府を支持するという意味ではないだろうか」と述べた。
開票が進行して一部の候補の当選が確実視されると、民主党では小選挙区候補253人と比例候補30人の名前が書かれた総合状況ボードに「当選」ステッカーを貼り始めた。最初に李洛淵候補(鍾路)とオ・ヨンファン候補(議政府甲)の2人にステッカーを貼った。
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