都鍾煥(ト・ジョンファン)共に民主党候補〔清州興徳(チョンジュ・フンドク)〕が「韓国が北朝鮮よりミサイルをさらに多く発射する」と発言して論議を呼んでいる。詩人出身の都氏は文在寅(ムン・ジェイン)政府の初代文化体育観光部長官を務めた「親文(文大統領寄り)」要人だ。
問題の発言は6日、忠北(チュンブク)日報・清州仏教放送・HCN忠北放送などが共同主催した総選挙候補者討論会で出た。
都氏は「(北朝鮮がミサイルを発射するのは)韓米軍事演習とF-35戦闘機の清州飛行場搬入に対する反発」とし「38発発射したというが、実際にわれわれがさらに多く発射している。ここまで申し上げる」と話した。これはチョン・ウテク未来統合党候補が「李明博(イ・ミョンバク)政府時代、北朝鮮がミサイルを12回、朴槿恵(パク・クネ)政府時代に5回発射した。文在寅政府になってミサイルを38回発射したが、平和の糸口でなくミサイルの糸口を作ったのではないか」と話したことに対する反撃の意味で出た発言だ。
北朝鮮は韓国を脅かす核開発を継続しており、核爆弾を長距離に飛行させるための弾道ミサイルの改良も続けている。このため、国連安全保障理事会は北朝鮮の核と弾道ミサイル開発を禁止した。北朝鮮がこれを拒否すると安保理決議第2397号などで北朝鮮に対する制裁を加えている。
反面、韓国は秘密裏に北朝鮮を威嚇する核開発を行う国でもなく、国際社会が容認しない長距離核弾頭ミサイルを開発しているわけでもない。
統合党は7日「都鍾煥候補はいったいどこの国の国会議員候補なのか」(ファン・ギュファン常勤副報道官)と批判した。ファン副報道官は論評で「もはやこの政権から長官まで務めた候補がテレビ番組に出て堂々と詭弁で一貫し『北朝鮮の肩を持つ妄言』を並べる状況に達した」として「今年にも北朝鮮はミサイルを4回も発射し、韓国に対してあらゆる非難と暴言を吐き出しているにもかかわらず、ただ北朝鮮の肩を持つことに余念がない」と話した。統合党中央選挙対策委員会で外交安保特別委委員長を務めた駐英国北朝鮮公使出身の太救民(テ・グミン)氏〔太永浩(テ・ヨンホ)候補〕もこの日、「非常に衝撃的」という声明を出した。太氏は「北朝鮮のミサイル発射は単なる訓練用や体制誇示用でなく、戦力増強の事実を知らせるために発射すること」とし「これは分断以来一度も変わっていない北朝鮮の対南戦術」と明らかにした。彼は「相手を正確に見抜くことのできない安易な安保意識より北朝鮮の行動を正当化する流れがさらに深刻な問題」として「国民の前で謝罪し、妄言の再発禁止を約束せよ」と促した。
問題の発言は6日、忠北(チュンブク)日報・清州仏教放送・HCN忠北放送などが共同主催した総選挙候補者討論会で出た。
都氏は「(北朝鮮がミサイルを発射するのは)韓米軍事演習とF-35戦闘機の清州飛行場搬入に対する反発」とし「38発発射したというが、実際にわれわれがさらに多く発射している。ここまで申し上げる」と話した。これはチョン・ウテク未来統合党候補が「李明博(イ・ミョンバク)政府時代、北朝鮮がミサイルを12回、朴槿恵(パク・クネ)政府時代に5回発射した。文在寅政府になってミサイルを38回発射したが、平和の糸口でなくミサイルの糸口を作ったのではないか」と話したことに対する反撃の意味で出た発言だ。
北朝鮮は韓国を脅かす核開発を継続しており、核爆弾を長距離に飛行させるための弾道ミサイルの改良も続けている。このため、国連安全保障理事会は北朝鮮の核と弾道ミサイル開発を禁止した。北朝鮮がこれを拒否すると安保理決議第2397号などで北朝鮮に対する制裁を加えている。
反面、韓国は秘密裏に北朝鮮を威嚇する核開発を行う国でもなく、国際社会が容認しない長距離核弾頭ミサイルを開発しているわけでもない。
統合党は7日「都鍾煥候補はいったいどこの国の国会議員候補なのか」(ファン・ギュファン常勤副報道官)と批判した。ファン副報道官は論評で「もはやこの政権から長官まで務めた候補がテレビ番組に出て堂々と詭弁で一貫し『北朝鮮の肩を持つ妄言』を並べる状況に達した」として「今年にも北朝鮮はミサイルを4回も発射し、韓国に対してあらゆる非難と暴言を吐き出しているにもかかわらず、ただ北朝鮮の肩を持つことに余念がない」と話した。統合党中央選挙対策委員会で外交安保特別委委員長を務めた駐英国北朝鮮公使出身の太救民(テ・グミン)氏〔太永浩(テ・ヨンホ)候補〕もこの日、「非常に衝撃的」という声明を出した。太氏は「北朝鮮のミサイル発射は単なる訓練用や体制誇示用でなく、戦力増強の事実を知らせるために発射すること」とし「これは分断以来一度も変わっていない北朝鮮の対南戦術」と明らかにした。彼は「相手を正確に見抜くことのできない安易な安保意識より北朝鮮の行動を正当化する流れがさらに深刻な問題」として「国民の前で謝罪し、妄言の再発禁止を約束せよ」と促した。
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