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「慰安婦は売春」柳錫春教授、名誉毀損容疑で検察に書類送検=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

柳錫春延世大教授。チョ・ムンギュ記者

「慰安婦」被害者を侮辱する発言で市民団体から告訴・告発された延世(ヨンセ)大学社会学科の柳錫春(リュ・ソクチュン)教授が検察に渡された。

今月1日、ソウル西大門(ソデムン)警察署は名誉毀損の容疑が持たれている柳教授を前日起訴意見を付けて検察に書類送検したと明らかにした。

柳教授は昨年9月19日、延世大学社会学科専攻科目「発展社会学」の講義の途中に「慰安婦」被害者を「売春婦」に例えて発言し物議をかもした。


柳教授は当時「(慰安婦関連)直接的な加害者は日本(政府)でない」「(慰安婦は)売春の一種」と発言して慰安婦被害者の名誉を傷つけた疑いが持たれている。また「挺身隊対策協(韓国挺身隊問題対策協議会・正義記憶連帯の旧名)が介入して被害者を教育した」として「(慰安婦被害者は)解放以来静かに生きてきた方々だが、挺身隊対策協が介入して国家的被害者という考えを持たせた」と主張して正義記憶連帯関係者の名誉を傷つけた容疑も持たれている。

これに先立ち、慰安婦被害者支援団体である正義記憶連帯と市民団体庶民民生対策委員会などは柳教授が歴史を歪曲して被害者の名誉を傷つける発言を行ったとして彼を告訴・告発した。

警察は柳教授の発言が虚偽事実の記載による名誉毀損に該当すると判断、侮辱疑惑は不起訴意見で検察に書類送検した。

授業当時、柳教授は「慰安婦被害者が自発的に行ったというのか」という学生たちの質問に「今でも売春に入る過程が自分の意志半分、他意半分」と説明して「気になれば一度やってみませんか」と学生に問い返してセクハラをしたという論議が呼んだこともある。

延世大学は2月、柳教授を今年1学期に担当することにした講義から排除し、教員懲戒委で懲戒するかどうかなどを話し合っている。この日、延世大関係者は「柳教授に対する教員懲戒委員会会議が2回行われ、会議の時限が20日であるため4月中には決定されるだろう」と明らかにした。この関係者は懲戒委員会会議を4回まで行うことができ、さらに1~2回会議を開いて結論を下すものとみられると説明した。



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