金融投資協会によると、4月末に1.56%だった企業手形(CP)91日物の金利は今月27日には2.09%に上昇した。これは2015年3月11日(2.13%)以来5年ぶりの最高水準。同じ期間、譲渡性預金証書(CD)91日物の金利は1.41%から1.10%に下落した。これを受け、CPとCDの金利格差は0.99%ポイントに広がった。金融危機直後の2009年1月30日以来の最大値だ。0.15%ポイントだった格差がわずか1カ月足らずで約1%ポイントに拡大した。
CPとCDの金利は企業と銀行の資金調達のための信用度を意味する。CP金利はCD金利に加算金利を加えて発行金利を決める。政策金利を引き下げればCPとCDの金利も下落するのが一般的な流れだが、今回は様相がやや異なる。
CPとCDの金利は企業と銀行の資金調達のための信用度を意味する。CP金利はCD金利に加算金利を加えて発行金利を決める。政策金利を引き下げればCPとCDの金利も下落するのが一般的な流れだが、今回は様相がやや異なる。
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