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日本球界にも新型コロナの恐怖…阪神で3人陽性

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的大流行になってからも、オープン戦を強行してきた日本プロ野球が大きな危機を迎えた。阪神タイガースだけで新型コロナウイルス感染症陽性判定が3人も出て、リーグ全体が衝撃を受けた。

スポニチなど日本メディアは「藤浪晋太郎(26、阪神)が新型コロナウイルス感染症検査で陽性反応が出た」と27日、報じた。藤浪投手は嗅覚の異常を訴えて検査を受け、陽性反応が出た。最近藤浪投手と一緒に食事した阪神の選手2人も陽性判定を受けた。

阪神は26日、練習を中断し、選手に自己隔離を指示した。日本野球機構(NPB)は27日、臨時理事会を開くことにした。スポニチは「4月24日の開幕を目指す球界への影響は必至」と見通した。


1つの球団から3人の感染者が出たとすれば新型コロナウイルス感染がかなり進行している可能性が高いと予測される。韓国とメジャーリーグはオープン戦はもちろん、チーム間の練習試合も中断した状態だが日本は無観客のオープン戦を強行してきた。藤浪投手の感染によりNPBと球団も非難を受けることになるとみられる。

スポニチの意見通り、藤浪投手の感染が与えることになる衝撃はかなり大きい。今まで新型コロナウイルス感染症の検査に消極的だった日本は、今週新たな局面を迎えた。日本の新型コロナウイルス感染者が急激に増え、ついに小池百合子東京都知事が23日、「感染者が爆発的に増加する『オーバーシュート』の懸念が高まっている。最悪の場合、ロックダウン(都市封鎖)を招く」と警告した。

7月予定だった東京五輪を強行するとしていた安倍晋三首相が、結局「五輪1年延期」を宣言したのは、24日だった。その後、日本の株価下落、生活必需品買いだめ現象が起こった。他の国が数週間前に経験した現象が日本で生じている。

東京五輪まで延期した中、日本プロ野球を無理に強行する名分は大きく削がれた。ただでさえチーム間のオープン戦の批判的な見方がある状況で、藤浪投手の陽性判定は日本のプロ野球を立ち止まらせるターニングポイントになる可能性がある。



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