科学ジャーナル『サイエンス』に韓国のコロナウイルス感染者急減に関する分析記事が掲載された。

サイエンスは１８日付で「コロナ感染者急減の韓国、成功の秘訣は？」と題した記事で「欧州が新型コロナの世界的流行の震源地になっている。専門家らは米国も欧州の前轍を踏むと予想している」とし「こうした状況で韓国の防疫システムは『希望の兆候』であり『見習うべきモデル』」と分析した。

この記事は「韓国は先月２９日、新たな感染者が一日に９０９人も発生したが、その後は減少している」と紹介した。こうした一日の感染者の減少傾向は、中国のように都市全体を封鎖するなど全体主義的な手段を使用していないという点でさらに注目される、と説明した。


豪州ニューサウスウェールズ大カービー感染病研究所のレイナ・マッキンタイアー教授は「韓国の事例でも見ることができるように、感染病統制の核心は大規模な診断能力」とし「接触者の追跡も感染病統制において感染者隔離措置ほど重要な部分」と強調した。