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【コラム】民心離反を呼ぶ韓国政府の新型肺炎対応自滅策

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

新型肺炎で初めての死亡者が出た時期に映画『パラサイト』チームと破顔大笑する青瓦台昼食会の場面は民心を悪化させた。

◇際立って見えた初期対応


振り返れば初期対応は世界のどの国に比べても断然際立って見えた。MERSの教訓と専門家の意見を大幅に受け入れ、速くてきぱきと動いた。疾病管理本部が空港で積極的に遮断に乗り出し、初めて中国人感染者を見つけて隔離するのに成功した。旧正月連休直前の1月19日のことだった。35歳の中国人女性はすぐに陰圧病棟に隔離され、感染症危機警報は「注意」に引き上げられた。中国が1月23日に武漢を封鎖するとすぐにチャーター機を投じて韓国人を無事に忠清北道鎮川(チュンチョンブクド・チンチョン)の隔離施設に運んだ。だが旧正月連休中の1月26日に文在寅大統領が専門家らの警告から目を背けたまま「政府を信じ過度な不安は控えてほしい」としながら不吉な兆しが立ち込め始めた。その後は空振りが度重なった。




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