教会からわずか20~30メートル離れた薬局には「マスクと手指消毒剤が全部売れた」という紙が張り出されていた。化粧品販売店でもマスクが品切れになっているほか、消毒剤は高価な小型のボトルだけが残っていた。近隣の病院と薬局には近くの保健所の連絡先とともに「風邪の症状がある患者は絶対に出入りを禁止する」という内容の案内文が張り出し、教会のすぐ近くの金融機関には「業務以外立入禁止」との案内が出ていた。この地域には一時「新天地教会の信者が集団で集まって生活しているマンションがある」というデマが出回って不安が高まっていたこともある。住民の不安が高まると、この日午後に緊急防疫作業が行われたりもした。
大邱市内にも緊張感が漂っていた。この日正午ごろ、中区徳山洞(チュング・トクサンドン)のある薬局で会った薬剤師のパクさん(55)は「一日で戦争でも起きたかのように雰囲気が完全に変わった。開店して3時間で消毒剤200本余りがすべて売れて、20本以上あった体温計も売り切れた」と話した。
大邱市内にも緊張感が漂っていた。この日正午ごろ、中区徳山洞(チュング・トクサンドン)のある薬局で会った薬剤師のパクさん(55)は「一日で戦争でも起きたかのように雰囲気が完全に変わった。開店して3時間で消毒剤200本余りがすべて売れて、20本以上あった体温計も売り切れた」と話した。
この記事を読んで…