【グローバルアイ】「私たちをそっとしておいてくれ」=韓国
NHKで特別編成したドラマ『心の傷を癒すということ』にも目が行った。主人公は在日韓国人の医師である故・安克昌氏。約6300人が亡くなった阪神・淡路大震災から25年を迎え、当時被災者を献身的に世話した彼の生き方にスポットを当てた。彼は出身を越えて日本人から広く尊敬を受けた。災害直後の対処、避難所と仮設住宅の生活、救助隊員の精神的ケアなど、当時その概念さえ新しかったPTSD(心的外傷後ストレス障害)治療が2000年代以降活発に行われ始めたのには安氏の役割が大きかった。
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