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韓国女子カーリング、歌手ソン・ダムビ似の美女選手が登場

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ソン・ユジン(左)がチョン・ジェイクと慶尚北道義城の慶北カーリング場で練習している。 パク・リン記者

カーリングスターに浮上したソン・ユジン(20)が笑いながら話した。「中継カメラの性能が良かったようです」。

ソン・ユジンはクリスマスイブの24日、ポータルサイトのリアルタイム検索語1位になった。前日(23日)に議政府(ウィジョンブ)カーリング場で行われたコリアカーリングリーグのミックスダブル(男女混合2人組)競技で、慶北体育会Bチームのソン・ユジン-チョン・ジェイク(21)は国家代表の慶北体育会Aチームを8-5で破った。リアルタイム検索語にまで登場するほど注目されたのは歌手ソン・ダムビ、ジョイ(Red Velvet)に似た容貌のためだった。

23日、ある動画サイトに登場した「ソン・ユジン選手に怒られるチョン・ジェイク選手」の動画照会数は22万3000回にのぼった。同じ日のトッテナム孫興民(ソン・フンミン)のチェルシー戦の主要場面動画(照会数21万回)より多かった。アン・ジェソン慶北体育会カーリングコーチ(31)は「10カ所ほどからインタビュー要請があったが、対面インタビューだけをすることにした」と伝えた。27日、2人が練習中の慶北カーリング場に訪れた。


ソン・ユジンとチョン・ジェイクに会った。ソン・ユジンは顔立ちが整っていて実際に見ても目を引く。ソン・ユジンは「大きな関心に驚いている」とし、映りが良かったのはカメラのおかげだと話した。「誰かに似ていると言われるのでは」と尋ねると、照れくさそうに「ソン・ダムビ(に似ているという言葉)は何度か聞いた」と答えた。

特にソン・ユジンは話題の映像で「それに気をつけてって」と叫んだ後、ミスをしたチョン・ジェイクの耳元で叱った。あるネットユーザーは「あのように怒られれば私もカーリングがうまくできそう」でコメントした。

どのような状況だったのか。ソン・ユジンは「ジェイク先輩があまりにも近くでスウィーピングしてストーンにタッチしそうだった。カーリングはマイクを付けて競技をする。本当にタッチしたと誤解しそうで耳元でささやいた。普段も作戦を隠そうと小さな声で話す」と説明した。

チョン・ジェイクは「周囲の人たちは『最高の勤務環境』とからかう。毎日午前、午後に2時間ずつ一緒に練習する。ユジンの容貌は意識していなかった。ユジンに関心を見せる男子選手も見られない」とし「私がよく見る孫興民の映像よりも多く見られているので操作されているのではないかと思った」と話した。ソン・ユジンは「競技分析のために私が5回見た」と言って笑った。

実際、ソン・ユジンの履歴はあまり知られていなかった。カーリングへの入門はやや遅かった。中学時代(清州ソンジョル中)学校にカーリング部があり、おもしろそうに見えて友人と始めた。清州ボンミョン高時代には女子チーム(4人組)だった。慶北体育会に練習生として入団した後、今年1月にミックスダブルに転向した。慶北安東(アンドン)の一般高校(キョンアン高)に通ったチョン・ジェイクはスポーツクラブでカーリングをして専門選手になった。今月初めの大会で初優勝し、5チームが参加したコリアリーグ第1戦で勝った。

ソン・ユジンは「私は隙があれば果敢に攻撃するスタイルであるのに対し、先輩は守備的で安定的だ。先輩がいつもよく聞いてくれて配慮する」と話した。チョン・ジェイクは「慶尚道の男なので言葉が少し強いが、チームワークのために柔らかく話す。練習の最後にコーヒーを賭けてわざと負けたりもする」と話した。「外国ミックスダブルチームの中には夫婦やカップルが多いが」と尋ねると、2人は手を振りながら否認し「私たちは兄妹のような関係でありビジネスパートナー」と語った。

「スター」ソン・ユジンのために競技時間まで変更された。第2戦は当初30日午後6時だったが、テレビ生中継が編成されて午後9時に変わった。

ソン・ユジンは「時間が遅れて清州の友人が来られなくなったのが残念」と話した。続いて「実際、今回の大会は学ぼうという気持ちで参加したが、過度な関心を集めた。ソーシャルメディアにも関心が多くて非公開にした。親が心配している」と伝えた。その一方で「チームキム(慶北体育会女子チーム)のソニョン先輩が『負担を感じず普段通りにすればいい』と助言してくれた。カーリングを知らせることができる点はいい」と語った。

ミックスダブルは男女がチームを組んで1エンドあたりストーンを5個ずつ投げる8エンド競技。男子・女子チームの競技は2時間30分ほどかかるが、ミックスダブルは1時間30分で終わる。3-5点の逆転も多い。チョン・ジェイクは「絶対強者がないのでおもしろい」と紹介した。韓国は昨年、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)で2勝5敗と、4位までのプレーオフ進出を果たせなかった。

ソン・ユジンは「先輩とはいつも『メンタルが揺れることなく意思疎通して自分たちに集中しよう』と話している。来年は国家代表選抜戦がある。常に学ぶという姿勢で大会に臨みたい」とし「平昌五輪では競技場の観客席で代表の先輩たちを応援していた。2022年北京五輪では自分たちが出たい」と意欲を見せた。



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