1971年の日本気象庁と韓国科学技術処の測雨器引き渡し式。右側が韓国科学技術処長官、左側が日本の気象庁長官だ。[中央フォト]
「錦営測雨器」は現在残っている唯一の朝鮮時代の測雨器だ。朝鮮24代王の憲宗(ホンジョン)の時代である1837年に作られ、忠清(チュンチョン)監営(現在の公州)に設置されたが、日帝強占期に朝鮮総督府仁川(インチョン)測候所長の和田雄治が日本に無断搬出した。和田の死去後に日本の気象庁に保管されていた錦営測雨器は1971年に韓国気象庁(当時の中央観象台)に返還され宝物561号に指定された。
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