すべての種目のスポーツで「韓日戦」が持つ意味はどの試合よりも重い。「韓日戦ではジャンケンも負けるな」と言われるほどで、見る人も手に汗を握って観戦するのが韓国と日本の一戦だ。当然、選手たちにとって韓日戦は光栄であると同時に大きな負担となる。スタートから3試合目で韓日戦を迎えることになった「ベル師団」も同じだ。
コリン・ベル監督(58、イングランド)が率いる韓国女子サッカー代表は17日、釜山(プサン)九徳運動場で行われる2019東アジアサッカー連盟(EAFF)E-1選手権の最終戦で優勝をかけて日本と対戦する。現在1勝1分け(勝ち点4、得失点+3)の韓国は2連勝中の日本(勝ち点6、得失点+13)に勝てば優勝カップを手にする。翌日の18日には男子サッカーの韓日戦で優勝チームが決まるが、韓国男女代表が共に日本を破る場合、大会史上初めて同国男女の同伴優勝となる。
ベル師団の雰囲気は良い。就任後の最初の試合で難敵・中国と0-0で引き分け、2試合目の台湾戦では3-0と完勝し、初勝利を挙げた。選手たちは明るい表情で練習するなど自信が見られ、ベル監督も同じだった。
代表チームのベテランのシム・ソヨン(30、現代製鉄)は「場合の数は考えたことがない。絶対に勝つという考えで大会に臨んでいる」と覚悟を表した。
最後の相手が日本である点は選手たちにとって大きなモチベーションだが、同時に負担も感じる。しかし「負けたくない敵」日本を相手に必ず勝つという強い熱意を抱いている。
シム・ソヨンは「日本は必ず勝ちたいチームであり、おそらくすべての選手がそう思っているはず。強いチームであることはみんなよく知っているが、頑張って勝つ試合をしたい」と強調した。また「2013年に韓国で行われた東アジアカップの韓日戦を思い出す。主将として試合に出て日本に勝った記憶があるが、また韓国で日本戦をするだけに責任感を持って優勝に挑む」と意気込みを見せた。
韓日戦という理由でなくとも、日本は必ず越えたい相手だ。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング10位という成績が表しているように、女子サッカーで日本はアジアを越えて世界舞台で戦う強豪チームと見なされている。
このためベル監督は韓日戦に関する質問に「私が最も関心があるのは勝利だけ」という返答をした。もちろん韓日両国間の歴史問題を100%理解するのが難しい外国人という理由もあるが、ベル監督にとって日本は勝たなければいけない相手チーム以上でも以下でもないからだ。ベル監督が「韓日戦」の意味に注目するより「アジア最強」を相手にする点に傍点を売った理由だ。
2試合で5ゴールを決めて大会得点王が有力視される岩渕真奈(26、INAC神戸)の名前を出したベル監督は「ドイツでプレーする時から知っていた選手。ワールドクラスの選手に成長した」とし「岩渕のような良い選手がいるということは日本が強いチームという証拠」と説明した。続いて「日本は良いチームであり強いチーム。私たちには良い挑戦になる」という言葉で最終戦を控えた覚悟を整理した。
シム・ソヨンも「監督は韓日戦自体よりも、毎回勝つ試合をしたいという話をした」とベル監督の言葉に共感を表した。「韓日戦だけは勝たなければいけない」ではなく「韓日戦を含むすべての試合に勝ちたい」というベル監督と選手の意志が感じられる言葉だった。
コリン・ベル監督(58、イングランド)が率いる韓国女子サッカー代表は17日、釜山(プサン)九徳運動場で行われる2019東アジアサッカー連盟(EAFF)E-1選手権の最終戦で優勝をかけて日本と対戦する。現在1勝1分け(勝ち点4、得失点+3)の韓国は2連勝中の日本(勝ち点6、得失点+13)に勝てば優勝カップを手にする。翌日の18日には男子サッカーの韓日戦で優勝チームが決まるが、韓国男女代表が共に日本を破る場合、大会史上初めて同国男女の同伴優勝となる。
ベル師団の雰囲気は良い。就任後の最初の試合で難敵・中国と0-0で引き分け、2試合目の台湾戦では3-0と完勝し、初勝利を挙げた。選手たちは明るい表情で練習するなど自信が見られ、ベル監督も同じだった。
代表チームのベテランのシム・ソヨン(30、現代製鉄)は「場合の数は考えたことがない。絶対に勝つという考えで大会に臨んでいる」と覚悟を表した。
最後の相手が日本である点は選手たちにとって大きなモチベーションだが、同時に負担も感じる。しかし「負けたくない敵」日本を相手に必ず勝つという強い熱意を抱いている。
シム・ソヨンは「日本は必ず勝ちたいチームであり、おそらくすべての選手がそう思っているはず。強いチームであることはみんなよく知っているが、頑張って勝つ試合をしたい」と強調した。また「2013年に韓国で行われた東アジアカップの韓日戦を思い出す。主将として試合に出て日本に勝った記憶があるが、また韓国で日本戦をするだけに責任感を持って優勝に挑む」と意気込みを見せた。
韓日戦という理由でなくとも、日本は必ず越えたい相手だ。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング10位という成績が表しているように、女子サッカーで日本はアジアを越えて世界舞台で戦う強豪チームと見なされている。
このためベル監督は韓日戦に関する質問に「私が最も関心があるのは勝利だけ」という返答をした。もちろん韓日両国間の歴史問題を100%理解するのが難しい外国人という理由もあるが、ベル監督にとって日本は勝たなければいけない相手チーム以上でも以下でもないからだ。ベル監督が「韓日戦」の意味に注目するより「アジア最強」を相手にする点に傍点を売った理由だ。
2試合で5ゴールを決めて大会得点王が有力視される岩渕真奈(26、INAC神戸)の名前を出したベル監督は「ドイツでプレーする時から知っていた選手。ワールドクラスの選手に成長した」とし「岩渕のような良い選手がいるということは日本が強いチームという証拠」と説明した。続いて「日本は良いチームであり強いチーム。私たちには良い挑戦になる」という言葉で最終戦を控えた覚悟を整理した。
シム・ソヨンも「監督は韓日戦自体よりも、毎回勝つ試合をしたいという話をした」とベル監督の言葉に共感を表した。「韓日戦だけは勝たなければいけない」ではなく「韓日戦を含むすべての試合に勝ちたい」というベル監督と選手の意志が感じられる言葉だった。
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