スティルウェル米国務次官補(東アジア太平洋担当)が外交部の康京和長官を表敬訪問するため6日午前ソウルの外交部庁舎を訪れた。キム・サンソン記者
ホフマン報道官はこの日、記者会見で韓国が22日終了するGSOMIAを結局更新すると自信をもっているかとの質問に「そのためにわれわれは(韓日米3カ国の)各自が二国間情報共有の手続きを維持するように努力してきた」と答えた。また「GSOMIA問題はエスパー長官がこの問題が浮上するやいなや韓国と日本の相手方〔鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防長官と河野太郎防衛相〕に粘り強く提起してきたテーマ」と話した。
ホフマン報道官は「米国はこれに希望的かつ楽観的な考えを持っており、そうでない場合押し進めるだろう」ともした。また「私はこの問題が来週われわれが韓国にいる時、議論の一部分になるだろうと事実上大言壮語することができる」として「われわれがこの問題を解決し、地域の最も大きな威嚇である北朝鮮と中国の地域不安を助長する活動に集中することができるよう願っている」とも話した。北朝鮮と中国を北東アジア地域の最大の威嚇とし、これに対抗するために来週のSCM会議でGSOMIAの延長が主なテーマとして扱われるだろうと明らかにしたわけだ。
これについて米国防総省監察官室(OIC)は「2020年会計年度の国防部最優先運営課題」の報告書で最初の課題として中国・ロシア・イランと北朝鮮に対する対応を挙げた。報告書は「北朝鮮の弾道ミサイルと核兵器技術の追求が米国と同盟を威嚇しており、東アジアにおける米国利益に対する威嚇から潜在的に米本土への直接的な威嚇に進化した」と評価した。「北朝鮮の度重なる弾道ミサイル試験と核兵器戦力の増強は米本土と韓半島(朝鮮半島)とインド・太平洋地域で米国の利害を守るためのミサイル防御能力の向上の必要性を高めている」とも伝える。
在韓米軍海軍司令官出身であるウィリアム・バーン合同参謀副局長は記者会見で翌月実施する合同空中演習の規模に関連し「具体的な戦力や航空機の数字を明らかにするわけにはいかないが、かつてのビジラントエース(Vigilant Ace)よりは縮小された範囲になるだろう」と話した。彼は「だが、韓国空軍と米空軍の準備態勢を確保するためのすべての要求事項を満たすだろう」と付け加えた。
バーン海軍少将は「最も重要なのは今日でも戦えるように準備態勢を維持すること」とし「われわれは1年前、当時韓半島の環境に基づいてビジラントエースを取りやめたが、今年は連合飛行演習をすることにした」とも話した。同時に「適切な合同演習の類型は対備態勢と統合性を維持して今日でも戦えるように準備をすると同時に、わが外交官たちが北朝鮮と交渉を続ける空間を許容すること」とも話した。
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