日本政府が７日、文喜相（ムン・ヒサン）国会議長がいわゆる「天皇謝罪」の発言に関連して上皇に謝罪の手紙を送ったという主張に対して「知らないこと」という反応を見せた。

産経新聞によると、菅義偉官房長官はこの日、記者会見で文議長が昭仁上皇に謝罪の手紙を送ったという日韓議員連盟の河村建夫幹事長の主張に対して「政府としては知らない」と明らかにした。

これに先立ち、河村幹事長は６日夜、『ＢＳフジＬＩＶＥ　プライムニュース』に出演して「（文議長が）上皇陛下に謝罪の手紙を手渡したと話した」と明らかにした。


文議長は今月３日、主要２０カ国・地域（Ｇ２０）国会議長会議の出席のために３泊４日間の日程で日本を訪問し、到着当日河村幹事長と会合したことがある。

文議長側は河村幹事長の発言が報じられた後、国会報道官室を通じて「日本の一部メディアに報じられた文議長の天皇宛てに送った謝罪の手紙は全く事実ない」と明らかにした。

文議長は２月、報じられたブルームバーグ通信とのインタビューで日本軍慰安婦問題に関連して昭仁当時天皇の謝罪を要求して日本の激しい反発を呼んだ。