天皇即位礼参加のため22日に訪日した李洛淵(イ・ナギョン)首相が「今回たった1回の訪問ですべてが解決すると期待はしないが、一歩進む契機になるだろうと考える」と話した。
李首相はこの日午前6時、京畿道城南(キョンギド・ソンナム)のソウル空港で長嶺安政駐韓日本大使と歓談してこのように話したとチョン・ウンヒョン総理室秘書室長が明らかにした。韓日関係が冷え込む局面で李首相が日本を訪問しながら明らかにした最初の一声だ。
李首相は「たった1回の訪問ですべてが解決すると期待はしない」という言及で現在の両国の対立が一度に解決しにくい状況であることを示唆した。しかし今回の訪問を通じて韓日関係を転換させる契機になるよう努力するという意志を示した。
長嶺大使は「李首相が天皇即位礼に訪問してくださり感謝する。日本に行き色々な人たちと交流し良い成果を得ることを期待する」とあいさつした。李首相も「30年前に上皇の即位礼を特派員として取材し、今回は政府代表として参加することになった。貴重な縁だと考える」とこたえた。続けて「即位礼を行う天皇が韓国に関心を持っているものと考える。韓日関係が調和の取れた成熟した関係になることを祈る」と付け加えた。また「両国関係にさまざまな難しい問題があるが、両国が知恵を集めてしっかり管理していくよう望む」と強調した。
李首相の説明のように今回の天皇即位礼は彼には格別だ。李首相は1990年11月の東亜日報東京特派員時代に当時の天皇(現上皇)の即位礼を報道した。29年が過ぎ李首相は首相になり、今回の天皇即位礼に韓国政府代表として参加することになった。外国人の身分で一度経験することも難しい天皇即位礼を2代にわたり現場で見守ることになった形だ。
これに先立ち李首相はこの日文在寅(ムン・ジェイン)大統領が与えた空軍1号機に乗り午前8時30分に東京・羽田空港に到着した。現在の韓日関係を思わせるように風が吹き雨が降る良くない天気だった。李首相が1号機のタラップを降りる際には激しい風雨で傘がひっくり返ったりもした。李首相はすぐに宿泊先であるホテルニューオータニに移動し、チョ・セヨン外交部第1次官らと業務協議をしたという。続けて午後1時に皇居で行われる天皇即位礼に南官杓(ナム・グァンピョ)駐日大使と参加する予定だ。
即位礼出席後には2001年にホームから転落した日本人を救って死亡した李秀賢(イ・スヒョン)さんを賛えるため事故現場である新大久保駅を訪問する。その後同駅周辺の韓国人街を訪れ、在日韓国人が運営する店などを視察し、韓日対立後に商人が抱える問題についても聴取する。
李首相はこの日午前6時、京畿道城南(キョンギド・ソンナム)のソウル空港で長嶺安政駐韓日本大使と歓談してこのように話したとチョン・ウンヒョン総理室秘書室長が明らかにした。韓日関係が冷え込む局面で李首相が日本を訪問しながら明らかにした最初の一声だ。
李首相は「たった1回の訪問ですべてが解決すると期待はしない」という言及で現在の両国の対立が一度に解決しにくい状況であることを示唆した。しかし今回の訪問を通じて韓日関係を転換させる契機になるよう努力するという意志を示した。
長嶺大使は「李首相が天皇即位礼に訪問してくださり感謝する。日本に行き色々な人たちと交流し良い成果を得ることを期待する」とあいさつした。李首相も「30年前に上皇の即位礼を特派員として取材し、今回は政府代表として参加することになった。貴重な縁だと考える」とこたえた。続けて「即位礼を行う天皇が韓国に関心を持っているものと考える。韓日関係が調和の取れた成熟した関係になることを祈る」と付け加えた。また「両国関係にさまざまな難しい問題があるが、両国が知恵を集めてしっかり管理していくよう望む」と強調した。
李首相の説明のように今回の天皇即位礼は彼には格別だ。李首相は1990年11月の東亜日報東京特派員時代に当時の天皇(現上皇)の即位礼を報道した。29年が過ぎ李首相は首相になり、今回の天皇即位礼に韓国政府代表として参加することになった。外国人の身分で一度経験することも難しい天皇即位礼を2代にわたり現場で見守ることになった形だ。
これに先立ち李首相はこの日文在寅(ムン・ジェイン)大統領が与えた空軍1号機に乗り午前8時30分に東京・羽田空港に到着した。現在の韓日関係を思わせるように風が吹き雨が降る良くない天気だった。李首相が1号機のタラップを降りる際には激しい風雨で傘がひっくり返ったりもした。李首相はすぐに宿泊先であるホテルニューオータニに移動し、チョ・セヨン外交部第1次官らと業務協議をしたという。続けて午後1時に皇居で行われる天皇即位礼に南官杓(ナム・グァンピョ)駐日大使と参加する予定だ。
即位礼出席後には2001年にホームから転落した日本人を救って死亡した李秀賢(イ・スヒョン)さんを賛えるため事故現場である新大久保駅を訪問する。その後同駅周辺の韓国人街を訪れ、在日韓国人が運営する店などを視察し、韓日対立後に商人が抱える問題についても聴取する。
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