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韓国、2033年ごろ軽空母の進水可能…F35Bの代わりにF35Aを追加で20機導入へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国空軍のF35A。[写真 防衛事業庁]

韓国政府が空軍の次世代戦闘機(FX)2次事業としてステルス戦闘機F35Aを追加で20機導入する方針を固めた。海軍が建造する計画の軽空母に搭載可能なF35Bも検討されたが、結局、F35A側に傾いたのだ。F35Bは滑走路で離着陸するF35Aとは違って垂直離着陸機能があり、軽空母搭載戦闘機として使用される。

軍情報筋によると、韓国国防研究院(KIDA)はFX2次事業機種としてF35BよりF35Aを選択すべきという内容の報告書を近く確定する計画だ。

国防研究院は2033年ごろ軽空母を進水できるため、当分はF35Aに集中するのが合理的だという論理を提示した。F35Aの場合、今年から戦力化が始まった。運用方式が異なるF35Bをまたすぐに導入するのには無理があるという判断だ。またF35Bは同じF35系列でも部品が大きく異なり、F35Aを配備した清州(チョンジュ)以外に別の基地が必要となる。新しい基地を用意する時間と予算を確保しなければならない点も国防研究院が指摘した。


防衛事業庁は2014年、F35Aを7兆4000億ウォンで購入することにした。9月現在8機が韓国に入り、今年中に13機が到着する予定だ。空軍は2021年までに計40機を戦力化する。F35A選定当時、合同参謀本部は「可用財源を考慮してまず40機を先に確保する。残りの20機は後に決める」とし、FX2次事業の必要性を明らかにした。当初、FX2次事業としては、同盟国の米国が製造する、ステルス戦闘機という長所を持つF35Aが事実上採択される雰囲気だった。しかし最近、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の主導の下で軽空母建造事業に弾みがつき、F35Bの必要性が浮上していた。国防研究院が関連研究を始めた背景だ。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日(現地時間)、米ニューヨークでトランプ米大統領と会談し、過去10年間の米国製武器購買と今後3年間の購買計画について話したと、青瓦台関係者は伝えた。戦時作戦権の転換を控えて韓米同盟を強化しようということだ。



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